単管パイプ工作物の可能性。
投稿日:2012年07月25日水曜日 06時16分39秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: リフォーム設計
八丈島のリフォームでは、
通常の建材を使用する場合には、
輸送や工事体制を考えなければなりません。
今回の外部には、様々な設計要素があり、
それらを、できるだけ効率的かつ短期間に、
施工しなければなりませんでした。
そこで、眼をつけたのが足場用の単管と
その接合金物という組み合わせ。
この金物は、ネット販売をしているジョイント工業さん。
ネット販売のため、スピーディに対応していただきました。
http://www.ashiba-pipe.com/
もちろん八丈島の塩害対策として、
一般の単管をそのまま使用すれば、
数年後には、錆びてきますので、
まず、溶融亜鉛メッキ処理を施したものを
本土から所定寸法にカットして購入。
さらにその上に、現地で、塗装をするという
二重の防錆対策を施しました。
これで、海デッキ、螺旋階段、漁具小屋、基礎・浴室カバーという
今回のリフォームの重要な設計アイテムを、
同じ納まりを使いつつ、各部の特長を活かして、
創り上げることが可能となっています。
次回から、それぞれのアイテムの特徴を
解説していきたいと思います。
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