2012年 7月の記事一覧
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久しぶりに訪れました師匠の蓼科アトリエ。
そこかしこに散りばめられた新たな手作りアイテム、
家具や照明器具が多かった前回から、
今回は、節や枝にまつわる小物群。
まずは、何といっても圧巻の悶朗(モンロー)神社。
モンロー型ウィスキー瓶を中心に、
それを祭壇と賽銭箱、背後はニューヨーク摩天楼の照明群。
その中には、モンローの胸のレントゲン写真も・苦笑。
お次は、木の枝彫って、くり抜いて作られた
スケール1:200の建物照明の丘。
やはり建築ディテールは、こだわり抜かれています。
いやはや、なんというロマンチックな丘でしょうか。
このくり抜きには、知り合いの歯医者さんが、
歯科の工具で協力してくれたとか・爆笑。
以前にも増して、プロの工作用具が増えた工房に、
ウィスキー片手に佇む、恩師・納賀雄嗣氏。
現在は、『節』にゾッコン中ということで、
板から削りだした節の山脈や山々・・・に見えるでしょう?
その横の机には、色鉛筆の山々。
抜群のデッサン力は、今も遠く及びません。
そして、料理の腕前が抜群の奥様の絶品手料理。
早めに到着して、他のOBよりも、
一足早くローストビーフをマフィンといただきました・笑。
ニューヨークでの出会いや爆笑交際、
イェール大学生と秘書時代の新鮮な話題も交えながら、
私の仲人でもある納賀さんご夫婦との語らいは、
楽しいひととき、さらに、一色OBが加わって、
30年前に遡る蓼科の刻が過ぎていきました・・・。
そして、そろそろお開きという時に、
発覚した奥様の誕生日が本日という事実・笑。
訪問の御礼に持参したバラの花を、一輪手渡して、
納賀さん、奥様に御礼を・・・大爆笑。
最後の最後に、とんだサプライズ、
あまり憶えてないというお互いの誕生日、
忘れられない日になったことでしょう。
これからも、ますますお元気で、
われわれの目標のご夫婦でいてください。
『森の木の代弁者』の恩師、『空間演出のマエストロ』
・・・・・・・・、ン・笑。
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私の建築の師匠・納賀雄嗣氏の蓼科の住まい。
かつて、一色建築設計事務所が夏のアトリエとして、
4年の歳月をかけて、自力建設をした壮大な建物です。
当時、私が新入社員の時に建設がスタートしたため、
ほとんど、山ごもりという日々を、
仕事のかたわらに過ごしました・・・、
というか、月半分は、蓼科だったかな・苦笑。
最初は、工務店からもらったプレファブ小屋を建て、
電気、ガス、水道のない生活で、建設スタート。
朝は、川に水を汲みに行き、
火をおこして、お湯を沸かす。
昼は、プロパンボンベを使って料理。
(朝は、ガスを使わないで節約)
夜は、蓼科の温泉に行って、疲れを取って、
ロウソクの火の下での、酒盛りと闇鍋が楽しみ。
用足しは、スコップを持って藪の中へ・・・笑。
現場小屋に、電気・ガス・水道が来た時には、
どんなに嬉しかったことか。
思わず、『文明開化』と叫びましたよ。
今から30年前のことですが、
私の建築の根っこが、形づくられた経験です。
どの写真を見ても、これが、本当に自力建設??
と思うような出来映えでしょう?
やるからには、妥協しません・・・、
いや、自分たちが造れる範囲には、妥協しました・笑。
蓼科にOBが集結した一色建築設計事務所の
蓼科復活祭2009から、もう3年かぁ・・・。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/200907/article_18.html
さて、しばしの師匠との再会を楽しみます。
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