2012年 9月の記事一覧
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高岡の住まいセミナー後の富山・金沢の建築散策。
まず訪れました高岡市美術館・射水市新湊博物館。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201209/article_12.html
お次は、富山市内に今年オープンした高志の国文学館。
http://www.koshibun.jp/exhibition/
設計は、シーラカンス。
旧知事公館の改修と共に、緑豊かな庭園に囲まれています。
ここは、故郷ゆかりの作家、書籍や執筆道具などの展示施設。
万葉集を編纂した万葉歌人・大伴家持に始まり、
藤子・F・不二雄、藤子不二雄Aといった漫画家まで、
多種多様な作品を、ゆったりと鑑賞できます。
水盤脇のエントランスアプローチは、
県産材の杉ルーバーで被われた、
5m以上のキャンティレバーの庇が圧巻。
銀色に輝く外壁は、よく見ると紙をクシャクシャにして
延ばしたようなモチーフのアルミダイカストパネル。
その中には、押し花ような葉の転写も。
この辺りは、紙と本という展示モチーフを
見事に、外壁材に取り入れています。
そのアプローチに沿って、内部には休憩ゾーンがあり、
内部からは、アプローチ越しに、
庇に切り取られた自然庭園の緑が目に飛び込みます。
内部の展示空間は、作家ごとに映像や
書籍で工夫を凝らし、
シーラカンス独特のシンプルで端正な空間と合います。
また、様々な大型本棚は、本に合わせて、
それぞれディスプレイされて、一つのオブジェのようです。
キッズコーナーも、楽しそうな空間でした。
もう少し居たいなぁ・・・という気持ちにさせてくれる
作家やその本と向き合える文学館でした。
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先月、北日本新聞社主催の住まいセミナーを
おこなうために訪れました富山県高岡市。
こういう地方に、出掛ける機会があれば、
いろいろとその土地の建築を訪れてみたい。
この高岡市周辺には、その建築が二つ。
・高岡市美術館
http://www.e-tam.info/
・射水市新湊博物館
http://www.city.imizu.toyama.jp/museum/
いずれも内井昭蔵氏の設計。
実は、就職活動で内井さんの事務所を志望して、
最後まで残り、事務所でバイトをした経験が・・・。
残念ながら入所は叶いませんでしたが、
その20年後に、アメリカ関係のレセプションで再会、
私のことを憶えてくださっていて、
色々なお話しをさせていただきました。
しかし、そのわずか一ヶ月後に訃報に接しようとは。
その二つに、それも一度に訪れることができました。
それぞれの建築は、塗り壁と独特の特注タイル、
庇やキャノピーで分節・接続され、
フランクロイドライトを彷彿させる建築です。
東京の方には、世田谷区の砧公園内に建つ、
世田谷美術館の方がお馴染みでしょうか。
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/mguide/about.html
地元の建設会社専務として頑張っている
事務所の後輩に、同行してもらい、
いろいろ廻ることができました。
長森さん、どうも、ありがとうございました。
(株)ミヅホ建設
http://www.mizuhokensetsu.co.jp/
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こういう地方に、出掛ける機会があれば、
いろいろとその土地の建築を訪れてみたい。
この高岡市周辺には、その建築が二つ。
・高岡市美術館
http://www.e-tam.info/
・射水市新湊博物館
http://www.city.imizu.toyama.jp/museum/
いずれも内井昭蔵氏の設計。
実は、就職活動で内井さんの事務所を志望して、
最後まで残り、事務所でバイトをした経験が・・・。
残念ながら入所は叶いませんでしたが、
その20年後に、アメリカ関係のレセプションで再会、
私のことを憶えてくださっていて、
色々なお話しをさせていただきました。
しかし、そのわずか一ヶ月後に訃報に接しようとは。
その二つに、それも一度に訪れることができました。
それぞれの建築は、塗り壁と独特の特注タイル、
庇やキャノピーで分節・接続され、
フランクロイドライトを彷彿させる建築です。
東京の方には、世田谷区の砧公園内に建つ、
世田谷美術館の方がお馴染みでしょうか。
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/mguide/about.html
地元の建設会社専務として頑張っている
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八条宮初代智仁親王と二代智忠親王によって、
1615年頃から約40年を費やして
八条宮家の別荘として造られた桂離宮。
簡素にして、明快な建築と庭園は、
日本建築の不朽の名作として、
来日したドイツの建築家ブルーノ・タウト
によって賞賛されました。
その書院の雁行した特徴的な配置計画は、
それぞれの部屋からの月見を考えたものといわれ、
高床式の構造は、桂川の氾濫に備えて、
床下の防湿と通水を考慮するなど、
実用性と美観が一体となっています。
また、その庭園の自然石・樹木・畳石などの配置に、
西欧手法の遠近法・見透線に影響を受けた、
こちらも、明快なデザインの新しい造園手法
が取り入られています。
また、松琴亭の襖や床の間で使われている
青と白の市松模様は、
目にも鮮やかな配色で、
見る人に斬新で、かつ清新な印象
を与える空間となっています。
桂離宮の見学には、事前に宮内庁HPで予約する
必要があります。
皇居、京都御所、仙洞御所、修学院離宮も、
同様な措置がとられています。
桂離宮の解説映像は、こちらの『動画を見る』から。
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/katsura.html
<業務連絡>
※このブログじゃないですよ。IDコメントはこちらから。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201209/article_6.html
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世田谷区内を走る世田谷線。
三軒茶屋から二子玉川を結ぶ昔ながらの路面電車。
住宅地をかすめて走る風景は、
古き良き時代を思い出させてくれます。
30年前の当時、世田谷区のまちづくりコンサルタントを
担当していた時代、三軒茶屋、太子堂などの
アパート密集地区に空地を確保する街角広場計画や、
建て替え促進の提案作業をフィールドワークと共に、
おこなっておりました。
そんな縁で、設計を担当したのが、こちら。
いずれも世田谷線沿線にある区立の施設。
九品仏地区会館。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/200610/article_8.html
等々力地区会館・児童館。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/200610/article_12.html
今から13〜24年前、30歳代の
がむしゃらに燃えていた・・・、
いや、いまでも燃えていますが・苦笑、
血気盛んな時代に設計を担当した建築です。
数年前に、立ち寄ってみましたが、
当時の面影そのままに、地域活動の拠点として、
溶け込んでいたことを思い出します。
建築が、刻の流れの中で、
どのように存在し、地域の人々に受け継がれていくのか、
そんな公共建築のあり方を考えさせてくれます。
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三軒茶屋から二子玉川を結ぶ昔ながらの路面電車。
住宅地をかすめて走る風景は、
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担当していた時代、三軒茶屋、太子堂などの
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九品仏地区会館。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/200610/article_8.html
等々力地区会館・児童館。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/200610/article_12.html
今から13〜24年前、30歳代の
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いや、いまでも燃えていますが・苦笑、
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数年前に、立ち寄ってみましたが、
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