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金沢市内にあります、にし・ひがし茶屋街は、
封建的制度のもと、町方にわずかに許された
娯楽と社交の場として、
上流町人や文化人が集った場所。

その景観は、通りごと保存されながらも、
現在もそこに住まう人々の生活の中に、生きています。
障子明かり.jpg
芸妓には、琴、三弦、笛、舞、謡曲、茶の湯、俳諧など、
通人たちと共に、幅広い教養と技能が要求されたようです。

季節のうつろいに応じた、もてなしの心は、
今なを、お茶屋の文化として、
生活の中に受け継がれています。
坪庭ちらり.jpg
玄関を少し開けて、奥の間の更に奥の坪庭、
その雪景色をチラッと見せてくれている。
そんな、粋なもてなしの気持ちが嬉しい。
http://kimassi.net/higasityayagai/

さらに、襖の引き手ひとつにも、
最上のこだわりが散りばめられいます。
襖引き手1.jpg
襖引き手2.jpg

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