久米島散策記2-2・久米島紬ユイマール館2。
投稿日:2010年05月13日木曜日 05時29分09秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 自然環境
久米島紬は、何から何まで
島の自然からの手作り。
蚕から生糸を紡ぐのもそうですが、
やはり、その染色が大変興味深い。
沖縄の防風林として活用されているフクギを始め、
シャリンバイ、ヤマモモ、ゲットウ、
オオハマボウ、ホルトノキ・・・。
その幹の皮、葉、根などすべてが
こうした植物から抽出された自然色。
フクギやヤマモモは黄色ですが、
樹皮を使って染色します。
シャリンバイの茶褐色はタンニンを含むためで、
染料として重要なそうです。
同色系のシャリンバイは、茎葉を使用した淡褐色。
ホルトノキも同色ですが、
こちらは、黒色染めのときに使用されます。
生糸から創られる久米島紬は、
その着心地も柔らかく、サラサラで、
熱帯の気候にもってこいですが、
島の自然をそのまま染め出したような色合いが
見るものの心を引きつけます。
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