増上寺と東京タワーと内藤多仲。
投稿日:2010年12月21日火曜日 06時49分40秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 都市風景
徳川家の菩提寺として有名な増上寺。
その敷地の一部が東京タワーの建設地となりましたが、
まさに、その位置関係から明白ですね。
いま、主役の座は東京スカイツリーに移りつつありますが、
やはり、その姿は東京に馴染んでいます。
パリのエッフェル塔(320m)から70年後、
当時の技術の粋を結集して1958年に
当時世界一の高さ333mで完成。
延べ22万人の職人たちが
全国各地から志願して参加して建設され、
耐震建築技術としても、世界最先端。
その設計者・内藤多仲(たちゅう)が、
実は、日本の有名な5つのタワー設計者。
・名古屋テレビ塔(1953年)/180m
※唯一、航空法適用外のため赤白ではなく銀色のまま。
・二代目通天閣(1956年)/100m
・さっぽろテレビ塔(1957年)/147.2m
・東京タワー(1958年)/333m
・博多ポートタワー(1964年)/100m
しかし、まだコンピューターの無い
手計算の時代の10年の間に
100m級を5塔設計とは、
天才的な耐震設計者・内藤多仲の面目躍如です。
http://www.kentikudesign.net/dictionary/naito.html
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