以前連載していた企業コラムの掘り起こし企画。
米国での建築周辺での環境対策、
Leed(リード)、Built Green(ビルト・グリーン)という
2本柱の環境に配慮した建築プログラムと
それに基づいて実践された建築やまちづくりの
実例を解説しながら、ご紹介したいと思います。

但しこれは、もう5年前の2006年6月に米国大使館と
在大阪・神戸米国領事館商務部の主催で企画された
シアトルへの視察旅行でのレポートです。
写真1:
キングカウンティビル/King County Administration Building
1キングカウンティビル1.jpg
まず、最初に米国の環境対策について
疑問をお持ちの方も多いかと思います。
実際、京都議定書から離脱した米国
という印象が一般的ではないかと思います。

当時、私自身もどの程度の試みがおこなわれているのかは、
はなはだ疑問ではありました。
しかし、現地を視察してみて、
その対策の先進性には大いに驚かされました。

米国では連邦政府と州政府では、その方向性はまったく別物、
つまり、京都議定書から離脱をしているのは、
あくまでも政府レベルの話であり、
州政府や郡、市レベルでは、5年前でも
全米で225以上の都市が京都議定書に沿った形での
環境プログラムを作成し、実践しているのです。

写真2:
シアトル公共図書館/Seattle Public Library
2州立図書館1.jpg
その2本柱がLeed(リード)Built Green(ビルト・グリーン)。
Leed(リード)は、州政府レベルの建物
つまり、公共建築に科せられるプログラムであり、
Built Green(ビルト・グリーン)は、民間レベルの
住宅、リフォーム、集合住宅、地域開発に科せられます。

そして、その実践してる都市の中でも
ワシントン州シアトルが、もっとも進んでいるといわれていて、
全米の都市からの見学者が絶えないと言います。
そんな2006年当時の概要をご紹介いたします。

写真3:
住宅地開発/High Point Development
3ハイポイント1.jpg

人気blogランキングに参加しています。
↑よろしければ、クリックをお願いいたします。
 ・・・どうも、ありがとうございました。

にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村