2021年 1月の記事一覧
miniCAD時代はほとんど触らず、
ひたすら手書き命の時代でしたが・苦笑
独立してすべてを自分ひとりでおこないながら
設計の質を高めるには、
CADと上手く付き合って行くことが必須と思い、はや25年。
CADはもう当たり前ですが、
プロジェクトのベースとなる企画・基本の骨格は、
やはり手書きと模型ですね。
しかしBIM設計では、色々おこなっているうちに
違った視点から設計を考えることができます。
例えば、計画敷地内の樹木が夏至や冬至で
計画建物の辺りにどのような影を落とすか?
というシミュレーションも簡単にできます。
非住宅プロジェクトでは、
住まいと違って、全体のイメージを素早く伝えるには、
BIMによる全体や部分のイメージと
図面を併用するというのは、相手に伝える手段として
なかなか役立つツールになります。
そして、設計データを積み重ねていけば
3Dパスと3Dを組み合わせて
建物内を歩き回るアニメーションを
簡単に作ることもできます。
私のyoutubeチャンネルにアップしましたので、ご覧ください。
http://blog.with2.net/link.php?460485
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・・・どうも、ありがとうございました。
もう二年ばかり前からになりますが、
設計環境をこれまでの2D設計からBIMに移行してみました。
温故知新・旧宅から受け継ぐ住まいとBIM
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201903/article_1.html
設計の業務機環境を8年振りにバージョンアップしたことと、
Vectorworksarchitectに移行したことがきっかけです。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201801/article_10.html
これまでの設計環境は、一色建築設計事務所時代の
手書き・スケッチ設計から、
パートナーとなってからCADを習いながら、
アトリエMアーキテクツとして独立してからは
企画やスケッチは、やはり手書きスケッチ、
基本設計からはCADへ移行する流れが続きました。
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201211/article_18.html
配置図、平面図、立面図、断面図、矩計図、展開図、建具表・・・
それぞれが一つ一つのファイルに分かれている2D設計から、
すべて1つのファイルで形成されるBIM設計、
頭で分かっていても、なかなか2D設計の癖から抜け出すのは
容易ではありませんでしたが、
それを助けてくれたのが、参考本とサポートでした。
Vectorworksarchitectで学ぶ住宅設計のためのBIM入門
https://www.aanda.co.jp/book/index.html
VectorworksServiceSelectのサポート
https://www.aanda.co.jp/ct/service.html
そして、何とか設計をまとめることができて
見積→金額調整→契約→着工へとこぎ着けました。
すべてをBIM設計でおこなうのではなく、
臨機応変に自分の設計の進め方として模索しています。
あくまでも目的は住まい手の快適な住環境
を創り出すために、どのように活用していくか、
目的と手段を取り違えては何もなりません。
やはりスケール感を伴う手書きスケッチは欠かせません。
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・・・どうも、ありがとうございました。