階段上部空間の活用事例2・スライドクロゼット
投稿日:2010年07月07日水曜日 05時26分00秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 住まい設計
階段室の上部空間を使い込む、
この発想を活かせば、
まだまだ活用方法が広がります。
今度は、クロゼットして利用したケースですが、
これには、使う空間側からの工夫が必要になります。
まず、階段側にどの高さまでなら、
頭が当たらずに安心して、
上り下りができるかということ。
階段の場合、単に頭が当たらない
ということはもちろんですが、
あまり余裕がないと、
当たってしまうのではという
意識が働いて、圧迫感を与えることが
ありますので、注意する必要があります。
階段の勾配にもよりますが、
2階の床から最低でも750mm程度は
クロゼット下を上げる必要があります。
これでは、床から普通に使える
クロゼットにはなりません。
ここでは、畳ベットを造作として製作し、
その高さが床から420mmありますので、
ベットの上に乗って使うには、
丁度よい高さとなります。
また、階段室は1m巾がありますので
そのまま使うのでは奥行きがありすぎます。
そこで、クロゼット全体を引き出して、
横から使うように考えると、
正面から使うより、広く間口を持つ
クロゼットとなります。
つまり、間口<奥行なら、
それをスライドすることで奥行を間口と
することができるわけです。
このような使い方をする場合には、
重量用のスライドレールを使用し、
かつスライドレールを留める壁や枠を
しっかり固定することが大事です。
畳ベットの下には、既製品の衣装ケースが
入れられるようになっていますので、
狭いながらも、有効に季節の衣類が
出し入れできるようになっています。
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頭が当たらずに安心して、
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階段の場合、単に頭が当たらない
ということはもちろんですが、
あまり余裕がないと、
当たってしまうのではという
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階段の勾配にもよりますが、
2階の床から最低でも750mm程度は
クロゼット下を上げる必要があります。
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ベットの上に乗って使うには、
丁度よい高さとなります。
また、階段室は1m巾がありますので
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横から使うように考えると、
正面から使うより、広く間口を持つ
クロゼットとなります。
つまり、間口<奥行なら、
それをスライドすることで奥行を間口と
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