浜松物語2010・工事請負契約と決意の『ま』
投稿日:2010年12月02日木曜日 06時05分36秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 住まい設計
設計開始から半年あまり、
信州桧材のタテ枠材を使用する国産2×4工法の
浜松物語2010がいよいよ工事契約・着工の段階へ。
分厚い見積を一から分析、チェック、
数量や単価、指定工事となるパネル化のネゴ、
すべての項目に渡り、事例単価を提示しつつ、
施工内容を説明しつつの見積調整。
根拠ある見積調整でないと、
今どき、一律いくら負けろではダメ。
結局、どこかで利益確保に・・・となりますから。
設計は、コスト管理もデザインのうち。
当初から概算予算で建て主との目標を定め、
それを意識しつつ、最良の方法を探ります。
今回は、長野県の補助事業による
国産材2×4工法という住まいでもあり、
桧の香りプンプンのタテ枠材も
来週には納入される予定。
工事金額も決まり、最終の実施設計図書が、
初めて、トレーシングペーパーへ印刷。
これまでの打ち合わせは普通紙ですが、
最終実施設計は、やはりトレペ化。
デジタル化だけの保存では、
いくらバックアップを取っているとはいえ、
実際の現場では、製本図が必須ですし、
各業者さんに流す契約図面の原図は必要です。
そして、その原図のdesign欄に押されるのは、
倉敷の歴史景観保存地区で入手した
石彫りの『ま』のマーク。
新たな決意と共に押す、
いつもの住まいの儀式でございます。
・基本計画固まる
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201007/article_2.html
・基本設計打ち合わせ
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201008/article_8.html
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