建築施工の道を共に歩んだ先輩を偲ぶ。
投稿日:2011年09月25日日曜日 22時40分32秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: アトリエ生活
東京の一色建築設計事務所時代の19年、
静岡でアトリエを開設して11年。
30年の建築の道を共に歩み、私の設計した住まいを
支えてくれた建築施工の社長が亡くなった・・・。
3週間前に、電話で話をして、
今度上京するときに、見舞いに寄ります
と話しをしたばかり・・・。
ご自宅で、スッと旅立たれたようで、
ある意味、社長らしい。
いつも、優しい笑顔しか思い浮かばない、
東北人らしい優しさと、粘り強さを持ち合わせていた。
仕事上で、ぶつかることもあったけれど、
それは、良い住まいを創ろうとするプロセスで。
知恵を出し合い、絞り合い、
若い頃・・・、だけではないけれど、
色々と無茶な相談にのってもらい、共に創り上げてきました。
こうして、共に歩んだ住まいを写真で振り返ると、
とても、すべてをご紹介できないけれど、
それは、私の建築自分史でもあります。
息子さん、大工さんと再会し、
基礎屋さん、電気屋さん、設備屋さん、塗装屋さん、
板金屋さん、左官屋さん・・・、
と、これまた懐かしい人びと再会。
懐かしい話しに社長を偲びつつ、話が尽きない。
一色のメンバーとも再会し、
私の師匠・ボスも、わざわざ蓼科から駆けつけてくれて、
奥さん、息子さんと共に、久しぶりに懐かしい話し。
また、ビフォーアフターの番組リフォームも、
社長が居たからこそ、静岡からの遠距離でも、
東京の物件を安心して、任すことができた。
プロデューサー、ディレクター、制作と、
駆けつけてくれて、これまた懐かしい再会・・・、
というには、会いすぎですが。
社長とは、これでお別れではあるけれど、
あらためて、ともに建築を通して歩んできた道で、
出会った人びとと旧交を温めつつ、
これからの仕事にも、思いを継続する機会となりました。
これからも、あの人なつっこい笑顔で、
私たちを見守ってください。
合掌。
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