ホールダウン金物・静岡物語2。
投稿日:2010年02月15日月曜日 17時52分43秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 住まい設計
建物が地震にあった場合に、
その揺れによって、建物は基礎から浮き上がろうとします。
この浮き上がりが、構造躯体の破壊に繋がりますが、
それを食い止めるためには、
金物をコンクリート、つまり基礎と
強個に繋ぎ止める必要があります。
これが、ホールダウン金物と呼ばれる金物です。
直接基礎に打ち込まれた60Φのボルトと
厚み3.2mm、台座6mmのL型の金物が、
木造の柱にラグスクリューボルトで取り付けられます。
このため、この金物の位置は、
取り付けられる柱の位置に正確にセッティングします。
また、構造計算の必要に応じて、
1/2階の壁や柱を梁を通して繋ぎ止める、
上下階や桁梁との間にも設置されます。
静岡物語2は、耐震等級2、
つまり、建築基準法で要求される耐力の1.25倍の
強度を建物に持たせる計算のため、
わずか20坪の建物に、延べ22本の
ホールダウン金物が設置されています。
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