発泡ウレタン・気密フィルム・OSB合板素地貼。
投稿日:2010年03月12日金曜日 03時24分46秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 住まい設計
静岡物語2で採用しております屋根の断熱材は、
現場で吹き付けて発泡させて固めるウレタン断熱材、
フォーム断熱社さんのフォームライトSL。
http://www.foam.co.jp/product/index.html
熱伝導率0.034w/m.kは、いわゆる公庫基準のD区分。
断熱等級4仕様では、厚160mmが必要です。
ここでは、開口部の緩和規定を活用して、
厚140mmでクリアしています。
このフォームライトSLの良さは、
現場発泡のため、隙間無く断熱材を施工できて、
断熱性能の確保が確実なこと。
さらに、固体化後も柔らかいため、
その後の木材の動きにも追従できること。
天井に使用する場合、天井裏がないと
直接湿気が透過して、屋根面に至るため、
屋根面で通気を取っておく必要がありますが、
これは、コストが掛かるため、
その内側に、気密フィルムを張って、
湿気の流入を防ぐことにしています。
天井の仕上げとなる
OSB合板も貼り終わり、
2階はほぼ空間ができあがりました。
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