可変するDKスタイル・独立型から対面型へ
投稿日:2010年06月11日金曜日 06時55分44秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 住まい設計
そんな変幻自在のキッチンなんて、
本当にあるの? これが、
あるんですよ。
ちょっとした工夫をすればいいんです。
まずは、食堂からキッチンを見た写真。
これだと完全に独立型ですね。
左の扉が引き戸になっていて、
右の不透明なガラス戸は、
実はアクリル板を使った建具で、
上に引き上げるようになっています。
それぞれの引き戸を全開すると、
立派な対面型キッチンに早変わり。
右の上引き戸の向こうにシンクがあり、
洗い物をしながら食堂との対話ができます。
これはU字型キッチンですが、
このタイプのポイントを少々。
U字型の場合は、2つのコーナーが生まれますが
このコーナーの使い方に工夫が必要です。
システムキッチンでは、
回転式の網棚が付いたものを 持ってくる
ケースが多いと思いますが、
これって、実はコーナーの奥半分は使っていないんです。
ここでは、コーナーを特注のキャビネットにして
棚を奥まで造り、いつも使うものは手前に、
頻度の低いものはコーナーの奥にする
使い分けができるようにして、
めいっぱい内部を使っています。
レイアウトは、中央の窓の前が調理スペース、
左手にレンジ、 右手にシンクという配置で、
こちらから食堂へ繋がっています。
中央右側にあるのが食洗機ですが、
このようなキャビネットタイプを使うときには、
シンクとの関係に注意して下さい。
つまり、食洗機の扉を開けたときに
シンクの前に立っている人と開けた扉が、
当たらない関係にすること。
現在は、スライド式が多いので、
この辺りは便利になりました。
確認するといえば、シンクの高さ。
これは、皆さん関心が高いので
まず、 ショールームで確認しますが
その時のポイントは、
靴を脱いでスリッパに履き替えること。
これって、案外気づかないことが多く、
女性の靴はかかとが高いのでご注意を。
この高さですが、現在は85〜86センチが標準ですが、
背の高い人は89〜90センチにすることもあります。
どちらか迷ったときは、高めの方を選ぶと良いでしょう。
慣れの問題ですし、腰への負担は確実に減ります。
とにかく、それぞれの人の身体スケールに
大きく影響されるキッチンは
収納量や面材の色、設備に気を取られる前に
是非、ご自分の体にあったものを
試着することをお勧めします。
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・・・どうも、ありがとうございました。
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