階段上部空間の活用事例1・作業カウンター
投稿日:2010年06月28日月曜日 07時07分52秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 住まい設計
限られた空間を有効に使うことは、
新築・リフォームを問わず重要なことです。
そんな中で、階段室の
上部空間というのは意外に盲点。
こちらのお住まいは、
広間奧に細長く面する厨房ですが、
その脇が階段室。
その階段室も南面となっています。
これは、このお住まいが店舗併用住宅であり、
店舗と住まいの構成上、
どうしてもこのような配置に。
ここでは、階段室から光と収納という2つの
重要な機能を切り取っております。
まず一つ目は光。
階段室側に設けた上下の開口部は、
上がFix窓、下が引き違い窓で、
階段室の低い部分が、通風のため
開けられるようにしてあります。
その光を階段室側上部に
飛び出した食器棚の背面を
透明にすることで食器棚越しに、
また、その下の電子レンジ置き場の
熱抜きのための開口と併せて
最大限の光を取り込めるようにしています。
また、その脇には内部窓と
2箇所と階段室への引き戸、
この3つ箇所からも光を
取り込むようになっております。
上が食器棚、下が電子レンジ置き場は、
ご覧のような状態で階段室の
頭の当たらない上部に
飛び出しております(白い壁の部分)。
さらに、その横の冷蔵庫置き場も、
階段室の上がり初めの
一番高い部分を活用しています。
但し、ここは2階の床をそのまま延ばすと
下で頭が当たってしましますので、
構造的に床を工夫して
4段目までの所に組み込んでおります。
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