窓のない水回りに光を導く。
投稿日:2010年10月08日金曜日 05時52分25秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: リフォーム設計
水回りのリフォームでの便所の位置づけは、
広さや設備、手摺と様々な条件が加えられると思いますが、
光の取り入れに関しては、後手になりがちです。
特に、両隣がほとんど接するような狭小の住まいでは、
窓を付けるという工事自体ができない場合もあります。
今回は、そんな状況でも光を導き入れる実例です。
最初は、浴室→洗面所→便所という繋がりで、
浴室だけが道路側に面している場合です。
まず浴室にトップライトを設置して、
その豊富な光を浴室に取り入れます。
そして、浴室扉脇に内部窓(外部サッシ)を設けます。
これは、洗面台の脇になりますが、
これによって、浴室の扉と共に光が導かれて、
洗面所が明るくなります。
さらに、その横にある便所に対しては、
天井部分に高窓を設けて、洗面所内の光を
さらに、奧の便所へと導き入れます。
この場合は、光の取り入れ口となる浴室では、
通常の壁窓では厳しいので、トップライトが必須で、
これは天井窓が壁窓の3倍の光量が得られからです。
次は、広間の高窓から便所へ光を取り入れた実例です。
この高窓が便所の窓となりますが、
ここから反対側の道路側広間窓までは、4.5mほどありますが、
白い壁・天井とすることで、十分な光が
この壁面まで到達します。
さらに、この便所と洗面所との間にある扉上の壁を無くすことで、
その横にある洗面所まで、光を導き入れることができ、
ここでも、壁を白くすることで、
その効果をより高めることができます。
このように、外部に接していなくても、
光は工夫次第で導くことが可能となります。
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・・・どうも、ありがとうございました。
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広さや設備、手摺と様々な条件が加えられると思いますが、
光の取り入れに関しては、後手になりがちです。
特に、両隣がほとんど接するような狭小の住まいでは、
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その豊富な光を浴室に取り入れます。
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洗面所が明るくなります。
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天井部分に高窓を設けて、洗面所内の光を
さらに、奧の便所へと導き入れます。
この場合は、光の取り入れ口となる浴室では、
通常の壁窓では厳しいので、トップライトが必須で、
これは天井窓が壁窓の3倍の光量が得られからです。
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この高窓が便所の窓となりますが、
ここから反対側の道路側広間窓までは、4.5mほどありますが、
白い壁・天井とすることで、十分な光が
この壁面まで到達します。
さらに、この便所と洗面所との間にある扉上の壁を無くすことで、
その横にある洗面所まで、光を導き入れることができ、
ここでも、壁を白くすることで、
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