バスコートモミジ1.jpg
浴室の窓は、小さく・曇りガラスというお宅が多いと思いますが、
換気のためには、ある程度の大きさが必要です。
さらに、大きくすると入浴時の影が気になる。
まして、その窓が透明では、
お隣さんならずとも、建て主の方が気になりますね。

私の場合は、ユニットバスを使用しないので、
在来浴室+米杉板貼りが基本となるため、
大きな窓で、換気をとることは必須ですが、
もう一つ、大切な理由があります。

それは、浴室前の庭空間を取り入れること。
浜松物語のお宅は、台形のような変形地のため、
この広がりを利用して、上部にサービスバルコニーを設置。
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201106/article_10.html

その下に浴室を持ってくることによって、
バルコニー下を利用したバスコート空間が、
必然的にできあがります。

このバルコニーの柱を利用して、
目隠しの米杉横桟板を設置、
さらに、ヤマモミジを植栽し、春夏秋冬の入浴ライフ。
上部のデッキは、スノコ状ですので
雨は落ちてきますので、植栽も可能。
もちろん、影対策のブラインドも設置します。
モミジ1.jpg

さて、外構完成前の建物チェック時、
まだ、バスコート前の横桟が設置されていない時ですが、
ちょうどそのお隣の方と立ち話、
『あの、浴室の窓ガラスが素通しなんだけれど、
 あれ、何かの間違いですよね・・・苦笑』

自分の家の窓前が浴室なのに、
その窓が素通しなので、
落ち着いて、窓が開けられない。

ご夫婦で、ガラスが間違っているんじゃない?とか、
いや、塀ができるんじゃない?とか、
いろいろと議論を呼んでいたとのこと。

事情を説明して、そうだよなぁ・・・笑。
いろいろご心配をお掛けしたバスコート裏話です。
バスコート施工前1.jpg

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 ・・・どうも、ありがとうございました。

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