ストックホルム市庁舎・エストベリ設計。
投稿日:2012年10月13日土曜日 16時15分29秒
投稿者:アトリエMアーキテクツ カテゴリー: 建築風景
山中伸弥氏のiPS細胞開発でノーベル賞
医学生理学賞受賞で思い出しました、
ストックホルム市庁舎。
ここが、ノーベル賞の晩餐会場となります。
ストックホルム市庁舎。
近代建築・ナショナルロマンティシズムの建築家、
ラグナル・エストベリの設計。
多くの建築家がスウェーデンの首都にある
メーラレン湖畔に建つここを訪れ、感銘を受けます。
尖塔部分と議場・会場の垂直・水平ラインのバランスと
その姿が湖面に映り込む姿も美しい。
外観の煉瓦積みは、至るところで種類や積み方を変え、
開口部、出隅、入り隅、軒裏、ボーダーなどなど、
どこを見ても、精緻なディテールにため息が出ます。
また、あまり目立ちませんが、
軒裏の納まりは、驚嘆に値します。
アーチ窓とアーチの列柱、その背後には中庭を内包しています。
この中庭には、蔦で被われた壁面とシンボルツリーがあり、
階段で一段高い部分や、
列柱のアーケード越しにメーラレン湖が望め、
建物外部と中庭の関係に
視覚的な工夫が施されています。
http://goo.gl/maps/JZnJc
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