藤森建築1.jpg
浜松に完成した藤森建築。
私が12年来お付き合いのある常盤工業さんが施工を
担当したということで、建て主さんのご厚意に甘えて、
内部を見学させていただきました。
http://www.tokiwak.co.jp/index.html

藤森建築の真骨頂は、設計者+施工者の枠を超え、
学生や関係者を飲み込む大きな求心力。
何よりも、建て主さんののめり込み加減が、
半端ではないことを感じる。

屋根の銅板たたき、外壁の焼杉、
内部板材・扉材端部のなぐり削り、壁の漆喰塗り、
ランプシェードなどなど、まさにその手加減が、
そこかしこに、散りばめられています。

私の浜松での『曳馬の家』でも現場担当をしてくれた、
http://atelier-m-architects.at.webry.info/201206/article_13.html
中野さん、栗田さんののめり込み加減も半端じゃない。

苦労の跡を色々話してくれましたが、
その顔が、嬉しそうで、満足そうで、
本当に大変だったとは思いますが、
充実感溢れる雰囲気が、
良い建築を支えているなぁ・・・と感じました。

これは、常盤工業さんいとっても、大きな財産ですね。

秋野不矩美術館(1997)から、ねむの木こども美術館(2006)、
そして、はま松ハウス(2012)へ。
やはり藤森建築は、素晴らしかった。

なんとも言えない温かい気持ちと、
ものつくりの原点を、
あらためて、考えさせられる建築でした。

夕方の常盤工業から見えたダブルリングの虹、
いいものを二度も見せたもらった浜松詣ででした。
W虹1.jpg

常盤工業・市川社長ブログ『はま松ハウス』
http://tokiwa01.hamazo.tv/e3883288.html

タニタハウジングウェア・谷田社長ブログ『はま松ハウス』
タニタ製の銅樋が、文字通り光っています。
http://amenomichi.exblog.jp/17045679/

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 ・・・どうも、ありがとうございました。

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