今回の銅板たたき作業には、
私が非常勤講師を勤めております、
静岡産業技術専門学校さんの校舎テラスを
作業場所として使用できるようにご協力いただきました。
https://www.sangi.ac.jp

さらに、授業の一環ということで対応していただき、
建築科1年生学生有志の皆さんに、
銅板の加工作業をはじめとして、
現場での取付、塗装、障子張替などの作業協力いただきました。

静岡産業技術専門学校での銅板たたき作業の様子。
https://www.sangi.ac.jp/news/news/detail.html?CN=292253

ポツンと一軒家・大改造!! 劇的ビフォーアフター番外編2学生奮闘編
https://atelier-m-architects.at.webry.info/202004/article_3.html

ここで番組をご覧になった方々への少しコアなお話し。
銅板には、長い年月の間に、
酸化して緑青と呼ばれる一種のサビが発生しますが、
これが銅板本体を保護して、安定させて、
腐食しづらくなることが知られています。

また、この緑青は雨で流れ出します。
神社はお寺の銅製樋の流れ口をみると
そこが緑青で染まっていると思います。

この銅板を根巻き形で、鳥居や柱の根元に巻いて
木材の腐食を抑える仕様があります。
今回の銅板たたきを外壁に使用した足湯棟で、
私が番組でも説明をしましたが、
その時の映像に、鳥居の下部に銅板を巻いた写真が
映ったのをご存じでしょうか?

これを観て、あっ・・・と思った方がどれだけいらっしゃるか。。。
実はあれ、3年前に長崎でおこないました、
さだまさしさんの詩島リフォームでおこなった
詩島天満宮の鳥居再生の私が撮影した写真でした。

さだまさしの詩島と詩島天満宮
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_10.html

なかなか、気がつくお話しではありませんが、
さだまさしさんの事務所からの使用許諾を得て、
映像として、挿入されておりますので、
さだまさしさんのご協力でもあるわけですね。

こういう、多方面にわたる方々のご協力で、
番組ができあがっているという一端のご紹介でした。

3年前の詩島再生計画はリフォームの域を超えた
これまた壮大な島まるごと物語となっておりますので、
ご興味のある方は、こちらから。。。

さだまさしの詩島と設計施工フォローアップ
https://atelier-m-architects.at.webry.info/201704/article_12.html

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