2014年 2月の記事一覧
住宅密集地の、
建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指した、MS-House...。
リビング・ダイニングから、キッチン、
そして、洗面所へ...。
水廻りは、
最短距離の、一直線の動線で、
結ばれています...。
子供室は、
テラスを取り囲むようにして、
配置しています...。
リビングから、
いつでも様子をうかがうことが出来、
また、テラスを介して、
容易に、行き来することも出来ます...。
仲摩邦彦建築設計事務所
住宅密集地の、
建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指した、MS-House...。
テラスは、
木の格子で、完全に囲われていて、
光と風は通しますが、
周囲から、のぞかれることは、ありません...。
仲摩邦彦建築設計事務所
建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指した、MS-House...。
テラスと反対側の壁は、すべて、
収納になっています...。
収納といっても、
扉を付けてあるだけで、
内部は、
自由に使ってもらうようにしました...。
コストを下げながらも、
部屋全体の統一感を保つようにするためです...。
また、
天井は、部屋の奥の壁に向かって、
わずかに傾斜しています...。
厳しい斜線制限を回避しつつ、
部屋の奥行を強調したい、
と考えました...。
仲摩邦彦建築設計事務所
住宅密集地の、
建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指した、MS-House...。
周囲からの視線に対しては、
敷地全体を大きく囲うことで、
目隠しをしています...。
レースのカーテンなどを使って、
窓のところで、目隠しをしてしまうと、
部屋の広さは、
カーテンのところまでしか、
感じることが出来ません...。
しかし、ここでは、
窓よりもずっと先の、
テラスまでを含めて、
大きく囲うことによって、目隠しをしているため、
レースのカーテンなどは必要がなくなり、
常に、視線は、その先の、
敷地境界線ギリギリまでを見通すことが出来、
リビングルームが、
倍以上の広さに感じられます...。
仲摩邦彦建築設計事務所
住宅密集地の、
建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指した、MS-House...。
2階にあがると、
駐車スペースの上に架かっていた、 鉄の格子が、テラスの床になります...。
この鉄の格子は、
光も雨も通す、スケスケの状態であるため、
「建ぺい率」の制限で、 規制されることはありませんでした...。
スケスケの床なので、 何もないのと同じ、というわけです...。
この、「透明な床」によって、
2階にある、リビング・ダイニングの広さを、
倍以上に、広く感じられるようにすることに、 成功しました...。
住宅密集地の、
建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指した、MS-House...。
駐車スペースの部分には、
鉄の格子(グレーチング)の、 「屋根」が架かっています...。
「屋根」といっても、 スケスケの格子なので、
雨も通せば、光も通します...。
そのため、 この「屋根」があっても、
1階の窓から、 十分に光を採り込むことが出来ます...。
この鉄の格子(グレーチング)の「屋根」は、 スケスケであるため、
法律で規制される面積には入りませんでした...。
そのため、
この「屋根」を、 敷地全体に渡って、 架けることにしました...。
というのも、
下から見ると、 特に邪魔にもならない、 スケスケの、透明な「屋根」ですが、
2階から見ると、 家を広くする、貴重な「床」になるからです...。
住宅密集地の、
建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指した、MS-House...。
駐車スペースの部分は、
玄関へのアプローチを兼ねています...。
そして、
1階親世帯の部屋の窓も、また、
この駐車スペースに向かって設置されているため、
この場所は、 庭の代わりにもなっています...。
住宅密集地に、
出来る限り広く、家を建てるために、
なかなか確保することが難しくなる、
貴重な屋外空間は、
駐車スペース、玄関へのアプローチ、庭、等々、
様々なものを兼ねた場所となっています...。
住宅密集地の、建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指した、MS-House...。
家全体を見ると、
敷地を出来るだけ大きく囲った、 四角形になっていますが、
道路から見ると、 左右2つの部分に分かれています...。
左半分は、通常の外壁と窓、 右半分は、鉄と木で出来た格子になっています...。
住宅密集地の、建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指した、MS-House...。
出来るだけ広いスペースをつくり出すために、
まず、可能な限り大きな四角形で、
敷地全体を囲いました...。
そして、
その一部を刳り貫くようにして、
駐車スペースと、玄関へのアプローチを、
確保しました...。
仲摩邦彦建築設計事務所
MS-Houseを、紹介していこうと思います...。
住宅密集地に建つ二世帯住宅です...。
法律上建てることが可能な、
建坪16坪ちょっとの中に、
二世帯5人が暮らす場所を確保するために、
「広い家」を目指しました...。
仲摩邦彦建築設計事務所
ローコストの店舗改装、
惣菜かぼす...。
木の箱以外の部分は、
店内の端から端まで、
一つながりで、つながっています...。
余白となる部分に、
テーブルや椅子を置くことで、
客席になっています...。
店全体をワンルームとし、
その中に、木の箱を並べる...。
ただそれだけの、
出来るだけシンプルな方法で、
魅力的な空間となるようにと考えました...。
仲摩邦彦建築設計事務所
ローコストの店舗改装、
惣菜かぼす...。
わずか7坪、
しかも、三角形の店内...。
そのような場所を、
出来るだけ広く、有効に使うために、
必要な機能をすべて木の箱の中に収め、
その他の部分を、
「余白」として、残しました...。
木の箱以外の「余白」部分は、すべて、
一つながりの空間とすることで、
広がりが感じられるようになっています...。
ある部分は、
テーブルや椅子を置くことで、客席となり、
またある部分は、
厨房となっていますが、
一方で、
それらは、すべて、
連続した、大きなワンルームとなっています...。
仲摩邦彦建築設計事務所
ローコストの店舗改装、
惣菜かぼす...。
白い空間に、木の箱が並び、
黒いカウンターが浮かんでいます...。
出来るだけ少ないモノだけで出来た、
シンプルな空間を目指しました...。
黒いカウンターは、
木の箱に巻き付くようにして、
客席から、厨房内へと、つながっています...。
カウンターは、
客席側では、大皿料理が並び、
厨房側では、作業台に、
という具合に、役割を変えています...。
白い空間に、
たった一枚の、
黒いカウンターを浮かべるだけで、
多くの機能を満たそうと考えました...。
また、
カウンターだけ黒にしたのは、
その上に、白い大皿が並ぶことが、
決まっていたためでもあります...。
仲摩邦彦建築設計事務所
惣菜かぼす...。
箱の壁には、
OSBと呼ばれる、
下地などでよく用いられる、木質ボードを、
あえてそのまま使っています...。
理由はいくつかあります...。
それは...。
予算の制約を考えて、
出来るだけ、加工がしやすく、安価であること...。
中から見ても、外から見ても、
ちょっと不思議な質感があって、
目に留まること...。
そして、
壁面を利用して、
様々なお報せを貼る、
掲示板としてに利用出来るように、
画鋲などの傷跡が目立たない材料であること...。
等々です...。
予算、意匠、機能(使い勝手)等、
様々なことを考慮して、
選択された材料です...。
仲摩邦彦建築設計事務所