2009年 6月の記事一覧

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09年06月28日 16時28分12秒
Posted by: nobushi
 本日も暑し。
 この時期、夏至を向かえ太陽光は激しい。梅雨空の中休みとなり一日二日は気持ち良いのだが、三日目ともなると愚痴を言いたくなる。

 知っての通り建築は天候に左右され、工事スケジュールや施工方法は天候・気温変化を予想しながら、その対処が必要になり、できる技術者ほど気候には敏感。気象予報士を目指すと言っている人もいる。
 思えば今ブームの戦国武将達も天候を利用した戦略を実施。その時々、日々の天候は歴史に大きく係わっていたはずである。

 日本の特徴の一つに「四季が明確」と聞いている。その点では福島は「夏暑く冬寒し」で、より日本的であると言える。この地での建築は気候を考え、気候を味方につけなければいけない。それを極めることは日本中、世界中で通用する。建築を志す若人よ、福島の地で学べ!である。

 鎌倉時代、吉田兼好は徒然草で「家の作りやうは夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。」と言う。しかるに現代は高断熱一色。高断熱でエアコン生活をせよと言うし、大きなFIX窓(はめ込みガラス窓・はめ殺し窓)がはびこり、屋根の軒の出がない建物が多くみうけられる。
 
 当然人間も自然の一部であるし、建築も自然に同化せざるえない。我々建築技術者も、もっとピュアに自然や住まいと向き合わなくてはならないと思う。

 以下追記

 はじめ清少納言・枕草子と記し、吉田兼好・徒然草との指摘これあり。勘違いはなはだし、我知識この程度と雨空を仰ぐことになりにけり。
09年06月27日 22時11分52秒
Posted by: nobushi
 福島は2日続けて全国最高気温を獲得!!連続日本一です。
   http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/rank_daily/data00.html

 福島は東北にありながら、毎年真夏には36度を超える日が1週間程度続き、毎年日本一の日が2回ほどあります。
まだ6月というのに・・この調子だと今年の夏はどんなことになるのだろう。

 自分的にはこの夏は冬が暖かかったので冷夏と思っていたのですが・・・。

 35.7度の暑さでも現場は動いてます・・。
09年06月21日 13時10分02秒
Posted by: nobushi
 旅に出たいと思った。

 春、友人と格安インドの旅(\10万以内)を計画。切れていたパスポートも定額給付金で取得。図書館から4冊の本を借り、返却予定日を2週間超えるほどインドについて研究、行く気満々でした。しかし新型インフルエンザ発生等によりあえなく無期延期状態。本来であればこの時期、出発予定でした。

 それを悲しむように今日も雨が降ります。

 しかしインフルエンザはさしたる理由ではありません。一番の原因は訪問都市の意見の相違。友人も建築設計者。彼はインド建築を堪能したい、しかし僕はガンガー(ガンジス川)での人の営みに触れたい。ガンガーで死者を葬っている下流で沐浴、その下流で洗濯。その空気はどんなのだろうと思ってしまいました。そのためには夜行列車で1泊、最低でも往復2泊余計にかかり、二人の思い実現には最低8日必要となります。この時期それほど事務所を空けることができないということになり、あえなく今回は断念。

 インドとエンドーは似てることもあり、娘には幼少の頃から「お母さんと別れたらインドに行くから、その時は一緒に行こう」と言ってきました。

 それほどインドにおける思いは強く、今年後半のスケジュール表を眺めるこの頃です。家神は「インドは逃げていかないから・・」と言ってますが。
建築を志す若人が世界一周の旅に出た!との報を聞き、ますます心はゆれるばかりです。

09年06月10日 21時35分38秒
Posted by: nobushi
 そんな訳でETC未装着の我愛車。土日は高速道路には乗るまいと思う。

 しかし土日も遠出はある。
 数週間前の土曜日にいわき市に行くことになり、福島市出身いわき在住の先輩に近道がないか前日に電話。郡山出身の小生。どうも福島~郡山~いわきしか思いつかない。すると彼は「川俣から349号線を通って来ると早い・・・」と言う。
 地図を見ると・・、なるほど近い。しかも一本道。ナビもない我愛車・少々方向音痴の小生でも道に迷うことはなさそうである。

 しかも中間の田村市まではプロジェクトで何回も行っている。それにしても、こんな便利な道があるとは知らなかった。

 しかし、これは大きな勘違いだった。
 僕が思ったのは・・349号線~288号線~399号線~いわき市。
ところが後で確認すると・・349号線~49号線~いわき市であった。
話を良く聞けばなんともないことなのだが、あまりに399号線がいわき市まで一直線のように地図に書いてあり、勘違いしたようだ。

 時間にして45分位の違いなのだが、なんといっても道路がすごい。国道でも車一台しか通れない部分が続く。ここで対向車がきたらどうしようと思いながらのヘアピンカーブの連続。でも対向車はない。国道を走っていながら何十分も対向車とでくわさないのである。日中でも淋しい。ここははたして国道399線だろうかとの自問自答のドライブとなる。

 勘違いしなければ通ることがなかった国道。不安のドライブとなったのだが、新緑の美しさは素晴らしく、来て良かったと思った。

 次の日、帰り再び399号線とのエネルギーはなく、言われた通りの道となったが、やっぱり速い!。

 一度は国道399号線を経験されてはどうでしょう。
 
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