2011年 8月の記事一覧
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福島県では木造仮設住宅第二弾進行中。
これまでの仮設住宅は国とプレハブ協会の協定によりプレハブ造が一般的。しかし3.11震災の被害は甚大でそのキャパを超え、地域で創る木造仮設住宅が出現することになる。聞くところによると、今までの災害では木造仮設住宅は5棟しか建設されてないと言う。
岩手は1万4千戸のうち2,500戸、宮城は2万3千戸のうち300戸、福島は1万4千戸のうち4,000戸の木造仮設住宅が地域で建てられる。
僕らは被災者ためには、地元の材料で地元の職人が造る木造が適していると考え、木造仮設住宅の応援をすることにした。
数々の提案、説得やサポート、時にはシンポジウム等も行いながら木造仮設住宅建設成功に力を注ぐ。僕らはこれを仮設住宅の革命と考えた。
もちろんそれだけの理由ではないが、結果、福島県では追加の仮設住宅第二弾2千戸すべて木造となり、県全体で木造仮設住宅6千戸を造る事になった。
当事務所では木造仮設住宅第二弾で仮設住宅75棟、仮設集会所1棟、仮設高齢者等サポートセンター2棟(1棟設計監理・1棟外部依頼)のプロジェクト進行中。
時には現場サイドと喧嘩しながら、仮設仮設の日々をおくる。
現場も設計も思いは一つ、良い木造仮設住宅を創りあげることです。
50戸の仮設団地着工
プレハブ仮設住宅群の中に木造仮設高齢者サポートセンター建築
これまでの仮設住宅は国とプレハブ協会の協定によりプレハブ造が一般的。しかし3.11震災の被害は甚大でそのキャパを超え、地域で創る木造仮設住宅が出現することになる。聞くところによると、今までの災害では木造仮設住宅は5棟しか建設されてないと言う。
岩手は1万4千戸のうち2,500戸、宮城は2万3千戸のうち300戸、福島は1万4千戸のうち4,000戸の木造仮設住宅が地域で建てられる。
僕らは被災者ためには、地元の材料で地元の職人が造る木造が適していると考え、木造仮設住宅の応援をすることにした。
数々の提案、説得やサポート、時にはシンポジウム等も行いながら木造仮設住宅建設成功に力を注ぐ。僕らはこれを仮設住宅の革命と考えた。
もちろんそれだけの理由ではないが、結果、福島県では追加の仮設住宅第二弾2千戸すべて木造となり、県全体で木造仮設住宅6千戸を造る事になった。
当事務所では木造仮設住宅第二弾で仮設住宅75棟、仮設集会所1棟、仮設高齢者等サポートセンター2棟(1棟設計監理・1棟外部依頼)のプロジェクト進行中。
時には現場サイドと喧嘩しながら、仮設仮設の日々をおくる。
現場も設計も思いは一つ、良い木造仮設住宅を創りあげることです。
50戸の仮設団地着工
プレハブ仮設住宅群の中に木造仮設高齢者サポートセンター建築
グットデザイン・エキスポ2011が26・27・28日開催中です。24日に展示が完了しました。パネルと写真と模型の展示です。
困難を先人の力を借り乗り切ろう! という趣旨の出展です。
明日は午前中から僕も見に行く予定でいます。
お時間のある方はどうぞ。
困難を先人の力を借り乗り切ろう! という趣旨の出展です。
明日は午前中から僕も見に行く予定でいます。
お時間のある方はどうぞ。
寝る直前、少しだけ本を読む。読んでは休みを繰り返し、現在3冊たまっている。
2週間ほど前、枕元に1冊の本を見つける。旅の本である。目を通すとなかなか面白い。その本、女房に話すと「知らない」という。自分で買った本を忘れるとは我女房殿かなり忙しい生活をしてると思いつつ・・「自分で買った本の内容を忘れるとはボケのはじまりじゃない?」などと言ってしまう。しかもかなり面白い本なのに、買っただけで読んでないとはどういうことだろう・・・。
僕は旅が好きだが、なかなか行けないでいる。特にインドは何年も前から熱望している。そのあたりをこの本はくすぐる。海外でのエピソードをイラスト付で語りかけるのである。毎夜やっぱり旅は良いよな~明日の仕事を頑張ろう!・・というような生活を過している。
しかし女房殿は読んでいないし、そもそも行きたい場所が違うのでこの本の会話が成り立たないのである。
そうこうしている間に旅は佳境に入ってきたある日、娘が小生に言う。
「この前貸した・スローな旅にしてくれ・・面白かったでしょ?」
「えっ!あの本!!うん、面白いね」
近くにいる女房殿。
「やっぱりそんな事だと思ったわ。わたし滅茶苦茶言われたのよ!・・・」等々言われっ放し。
僕が娘から借りていたのを忘れていたのである。
「それだけ仕事にのめりこめるのは我ながらたいしたものだ」・・などと交わそうとするが、なかなかそうは上手くはいかない。
・・・そして、また旅に出たいと思った。
2週間ほど前、枕元に1冊の本を見つける。旅の本である。目を通すとなかなか面白い。その本、女房に話すと「知らない」という。自分で買った本を忘れるとは我女房殿かなり忙しい生活をしてると思いつつ・・「自分で買った本の内容を忘れるとはボケのはじまりじゃない?」などと言ってしまう。しかもかなり面白い本なのに、買っただけで読んでないとはどういうことだろう・・・。
僕は旅が好きだが、なかなか行けないでいる。特にインドは何年も前から熱望している。そのあたりをこの本はくすぐる。海外でのエピソードをイラスト付で語りかけるのである。毎夜やっぱり旅は良いよな~明日の仕事を頑張ろう!・・というような生活を過している。
しかし女房殿は読んでいないし、そもそも行きたい場所が違うのでこの本の会話が成り立たないのである。
そうこうしている間に旅は佳境に入ってきたある日、娘が小生に言う。
「この前貸した・スローな旅にしてくれ・・面白かったでしょ?」
「えっ!あの本!!うん、面白いね」
近くにいる女房殿。
「やっぱりそんな事だと思ったわ。わたし滅茶苦茶言われたのよ!・・・」等々言われっ放し。
僕が娘から借りていたのを忘れていたのである。
「それだけ仕事にのめりこめるのは我ながらたいしたものだ」・・などと交わそうとするが、なかなかそうは上手くはいかない。
・・・そして、また旅に出たいと思った。
己の両親、その両親、またその両親。彼らはどの様に人生を切り開いてきたのか。日々の中で例えば壁に当たった時、同じ様に困難に立ち向かってきた人たちがいると知ることは心強い武器となろう。
古きが全て良いということではない。ただ、時を越えて残ってきた身近にある貴重な存在に新たな価値を見つけることが、個人の、地域の糧になり得るのだ。
過去の、先人の力を借り、寄り添い、新たな生活を切り開くこともできよう。
・・・をコンセプトとし8/25,26,27日東京ビッグサイトで開催のGOOD DESIGN EXPO 2011
http://www.g-mark.org/expo/2011/index.html に出展します。
応募対象はプロジェクト「回遊」です。http://www12.plala.or.jp/eca21/kaiy.html
被災地で多くの古い建物が解体されている中、歴史的建造物保存の重要性をアピールしたいと考えています。
古きが全て良いということではない。ただ、時を越えて残ってきた身近にある貴重な存在に新たな価値を見つけることが、個人の、地域の糧になり得るのだ。
過去の、先人の力を借り、寄り添い、新たな生活を切り開くこともできよう。
・・・をコンセプトとし8/25,26,27日東京ビッグサイトで開催のGOOD DESIGN EXPO 2011
http://www.g-mark.org/expo/2011/index.html に出展します。
応募対象はプロジェクト「回遊」です。http://www12.plala.or.jp/eca21/kaiy.html
被災地で多くの古い建物が解体されている中、歴史的建造物保存の重要性をアピールしたいと考えています。
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