山の裾野に雪が降る。現在プロジェクト進行中。すると現場近くに動物の足跡発見。猫にしては足跡がはっきりしすぎている。もっと重い動物でないか。足跡の雪はすでに硬くなっている。これってもしかして狸だろうか?。現場に緊張が走る・・・。

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 思えば狸とは縁が深い。幼少のころ家族に「タヌキ」などとあだ名をつけられ可愛がられた。決して狸寝入りする少年だからではない。そしてタヌキが住む家も設計したことがあるし、3年位前福島サティー近くの駐車場でタヌキを目撃したこともある。

 福島の郊外を運転すると交通事故にあった狸を見かけることがたびたび。知っての通りタヌキは夜行性。そのためあまり目にする機会はないが、交通事故目撃頻度からすると、思うよりもずーと狸口密度は多いのではではないかと考えている。

 そして現場近くの足跡。

建築現場を確認していった様にも見える。

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 そこでタヌキの足跡について調べてみた。

狸と猫は足跡が似ているようだ。判別方法は一点。爪が足跡についているかどうかだ。写真をひとつひとつ拡大してみる。


 爪跡がない。これは狸ではない。猫だぁ。

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 そういえば昨年春。敷地近くで測量を隠れ見ていた猫がいた。

彼が現場を見に来たようだ。

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 調査中に判ったのだが、狸はイヌの仲間なのだそうだ。