これまた 木造住宅の図面/現場で戸惑うのが 寸法です。 在来木造に限らず 住宅は鉄骨/木質プレハブ・ツーバイフォーも91cmを基準にプランニングされて この91cmが 昔からの3尺(正確には90.9cm)だというのは ご存知だと思いますが 学校の勉強も 普段の生活も 建築設計もメートル単位でやってましたからいきなり 
昔ながらの「尺・寸」の世界には かなりオタオタしました。
でも これから 家の計画される方 「尺・寸」のイメージをつかんでください。「尺・寸」で話ができるようになるということではなく 設計士/現場監督さん/大工さんが つい「尺・寸」で話をしてしまった時 なんか 「置いていかれた」ようなさびしさを 味あわないですむように(笑) こちらも 建て主さんから「尺五寸」なんて言葉を聞くと うれしいものです。
メートル単位(正しくはミリ単位)で描かれた図面も 大工さんの頭の中では ( )内の尺・寸で この家を建てているわけです。
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ですから こういう上半分が「寸」単位 下半分が「cm」単位のメジャー(巻尺)を
使っています。
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