「鬼門」というものがあって それは 避けた方が良いということは お聞きになったことがあると思います。「鬼門」がどういうものなのかの話は いろいろ情報がありますので すみませんが そちらを調べていただくことにして 設計屋が どう考えているかを
お話しさせてください。建て主さんと 打合せの最初に 「鬼門は気にしますか?」と伺っています。
1.まず 「まったく気にしません」という方 いらっしゃいます。この意思を明確にし  ていただくと とても ありがたいです。
2.次に 鬼門だけでなく 家相で考えるという方も 居られます。こちらは 厳密なル  ールに合わせなければなりませんが
  プランにおいて「家相」が優先しますので 考え方は明確です。
3.やはり 多いのは 「プランを優先したいけれど 避けられるものなら・・・」 あ  るいは 「自分は気にしないけれど 両親が・・・」
  というような方ですね。この場合は 「鬼門については 十分検討した。問題は何も  ない!」と自信を持っていただくために  私と建て主さんとで 「鬼門」のルール  を きちんと決めて 相談しながら クリアしていきます。(ルールの作り方は
  次回)
「鬼門は 設備が整備されていない昔の話で 現代では不合理で意味がない」という話は しません。
建て主さんとのルールを決めるのに 長年使っている「家相吉凶図」です。かなり くたびれていますが この「家相吉凶図」で考えるというのが 建て主さんとの「鬼門ルール(1)」です。「家相」の考え方は 厳しいものもいろいろありますが この「家相吉凶図」は「暖かい」です。


kaso.jpg