設計屋と打合せしながら 「よし 鬼門はクリア!」となったとしても そもそも 「家の中心って どうやって決めたのだろう?」と思いますよね。家相の本 それも かなり厳しい内容の本でも 建物の中心の決め方については 「厚紙で家の形を切り抜いて 針の上に載せてバランスがとれた位置」というような とにかく誰でもできる 確実な方法で説明されていたりします。
私は 図形の中心を求める計算をして決めています。「簡単な計算ですので もちろん 誰でもできますから」などと言うと 数学がキライだった人はムッとするかもしれませんが 自信を持って『計算で・・・』ということにしておいてください。
計算は 家の各階の平面図を使います。中心の位置は 縦・横 別々に計算します。
1.基準点を決めます。(計算上は どこでもいいのですが 左下隅がわかりやすいで   す)
2.家の外形を四角のブロックに分割して それぞれの面積と中心(対角線の交点)を出  します。
3.基準点から中心までの距離を 縦・横 別々に計算します。(定規で測ってもOK)
4.それぞれ四角のブロックの面積と基準点から中心までの距離を掛け算して さらに   その結果を合計します。(縦・横別々です)
5.その合計を それぞれ四角のブロックの面積の合計(ということは全体の面積です)  で割ります。
6.割り算の結果が 基準点から全体の中心までの距離です。(縦・横別々)
誰がやっても 結果は同じですから 設計屋にやらせておけば 大丈夫です。
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