柱に「い」「ろ」「は」 〔通り芯の話(2)〕
投稿日:2011年04月11日月曜日 09時00分00秒
投稿者:小田一級建築士事務所 カテゴリー: General
図面の通り芯が いまだに「い」「ろ」「は」なのは 大工さんの頭の中が「い」「ろ」「は」だからです。
木造住宅の上棟現場。符号の描かれた柱が 並べてあります。(ちなみに柱は建て主さんの希望で杉です)
この符号は『番付け』と言いまして 柱を建てる位置を 『墨付け』する大工さんが 『刻み』ながら1本1本描いておくわけですが 図面通りというか それに合わせて図面がというべきか 「い」「ろ」「は」、「一」「二」「三」です。
(いろいろ建築用語が出てきますが 説明は またそのうち・・でもなんとなく わかるでしょ?)
真ん中に「い」「二」と描いてある柱が 「い」通り「二」番に建つわけです。
右端の「又」(漢字です「また」と読みます)「は」というのは 「は」と「に」の間を
表します(図面の「は’」)。同様に「又」「四」は 「四」と「五」の間。
(注 「四」「又」と「又」を後ろにつけることもあります)
こちらは「ぬ」通り「一」番に建てられた柱です。
もう慣れましたけど いまだに戸惑うのは「る」「を」「わ」あたりの順番が
「いろはに・・・」と唱えないと わからなくなることです(笑)
この柱の番付けは 住宅メーカーも工場でプレカットされる場合も いまだに
「い」「ろ」「は」です。
木造住宅の上棟現場。符号の描かれた柱が 並べてあります。(ちなみに柱は建て主さんの希望で杉です)
この符号は『番付け』と言いまして 柱を建てる位置を 『墨付け』する大工さんが 『刻み』ながら1本1本描いておくわけですが 図面通りというか それに合わせて図面がというべきか 「い」「ろ」「は」、「一」「二」「三」です。
(いろいろ建築用語が出てきますが 説明は またそのうち・・でもなんとなく わかるでしょ?)
真ん中に「い」「二」と描いてある柱が 「い」通り「二」番に建つわけです。
右端の「又」(漢字です「また」と読みます)「は」というのは 「は」と「に」の間を
表します(図面の「は’」)。同様に「又」「四」は 「四」と「五」の間。
(注 「四」「又」と「又」を後ろにつけることもあります)
こちらは「ぬ」通り「一」番に建てられた柱です。
もう慣れましたけど いまだに戸惑うのは「る」「を」「わ」あたりの順番が
「いろはに・・・」と唱えないと わからなくなることです(笑)
この柱の番付けは 住宅メーカーも工場でプレカットされる場合も いまだに
「い」「ろ」「は」です。
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