「なかの橋」〔造った人に会ってみたい(1)〕
投稿日:2011年05月12日木曜日 09時00分00秒
投稿者:小田一級建築士事務所 カテゴリー: General
どこか歩いていて 心にかかる風景に出会うことがあります。神奈川県伊勢原市 田園風景の中を流れる小川に架けられた鉄筋コンクリートの橋です。『なかのはし』『昭和9年竣成』と打ち込まれています。こんなありふれたものでも 設計屋はしみじみ眺めてしまいます。昭和9年に こんな田舎(だったと思う)の小川に 鉄筋コンクリートで橋を架けるのは 普通のことではなかったと想像するのですが 造った人たちに会って その思いを聞いてみたいものです。
技術的にすでに確立していて設計は容易だったのか 設計した人にとってかなり勉強を必要とするものだったのか。川の真ん中にわざわざ橋脚があるのは どんな検討の結果なのだろう?とか。 もしかしたら 農業用水として 川と橋が 同時に造られたのかもしれないとか・・・。また 手すりと格子が 寸法の異なる形状で一体のコンクリートで
打ち込まれています。施工は大変だったでしょうが 壁にしてしまわなかったのは 特別な思いがあったような気がします。
造った人たちに会って 酒を飲みながら語り合いたいですね。
余談ですが 橋の上で手を振っているのは うちの奥さんです。(無断掲載ですが・・)
技術的にすでに確立していて設計は容易だったのか 設計した人にとってかなり勉強を必要とするものだったのか。川の真ん中にわざわざ橋脚があるのは どんな検討の結果なのだろう?とか。 もしかしたら 農業用水として 川と橋が 同時に造られたのかもしれないとか・・・。また 手すりと格子が 寸法の異なる形状で一体のコンクリートで
打ち込まれています。施工は大変だったでしょうが 壁にしてしまわなかったのは 特別な思いがあったような気がします。
造った人たちに会って 酒を飲みながら語り合いたいですね。
余談ですが 橋の上で手を振っているのは うちの奥さんです。(無断掲載ですが・・)
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