小学校で出会った「ヒマラヤ杉」 学校北側の威圧感のある正面に ずらりと聳え立つ大木の偉容と 子供心に想像した『ヒマラヤ』という厳しい自然の中に真っ直ぐに枝を広げて立っているイメージとで 特別な木として刷り込まれてしまい いまでも見かけると(あまり見かけませんが・・)「親近感」を感じます。実は 「名前はヒマラヤ杉だけど どう見ても 松だろう」と気が付いて 「きっと 誰かがどこかで勝手にイメージでヒマラヤ杉と呼び始めて あまりにぴったりなので それが定着してしまったのだろう」と納得していましたが 先日 東京 芝の増上寺の境内で出会ったヒマラヤ杉に 『グラント松』と名付けられた案内板が立ててありました。
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第18代アメリカ大統領グラント将軍が 国賓として訪れたときに 記念植樹したものだそうです。「やっぱり 正式には ヒマラヤ杉は『松』なのだ」とひそかにうなずいて 続く英文を読んでいくと
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・・・planted this 『Himalayan cedar』・・・となっていました。「cedar」って「杉」だよね。ということは ヒマラヤ杉は はじめから 「ヒマラヤ杉」だったのですね。知らなかった!