2014年 11月の記事一覧

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14年11月23日 17時44分29秒
Posted by: riverland

濃尾平野は、洪積世(更新世)中期頃から始まった濃尾傾動地塊運動により、西に傾きながら沈降して傾動した盆地に形成されています。この盆地には、主に木曽三川が運んだ大量の砕屑物が西部ほど厚く堆積しています。したがって、尾張平野の東縁に分布する洪積台地を構成する洪積層や丘陵地帯を構成する鮮新統も平野の地下に潜り、西方に向かって深く沈んでいきます。濃尾平野の西端部の沈降の著しかった部分では、中期洪積世以降だけでも400m以上の厚さに達しています。
 平野の地下には、上部から下部へ、南陽層(完新統)、濃尾層・第一礫層・熱田層・第二礫層・海部累層・第三礫層・弥富累層(以上更新統)、東海層群(更新―鮮新統)が分布し、その基底には中新統が分布します。濃尾平野および周辺地域の層序と形成史と濃尾平野の地質断面図を別図に示すので参照してください。
別図についてはこちらのサイトをご覧ください。http://www.riverland.jp/aichi_ziban.html

14年11月21日 08時14分03秒
Posted by: riverland

津島市の地盤について

愛知県において沖積層や洪積層が分布している平野域は、西から尾張平野、境川流域平野、矢作川流域平野、豊川流域平野に4区分できます。これらの平野域は、大河川およびそれらの支流の中小河川流域に形成されたものであり、各平野域の間には丘陵や山地が存在しています。各平野部は、堆積環境の相異、運搬される堆積物の土性(土砂の性質)や供給される量の相異などによって、各々の平野を構成する層相は異なっています。

◆尾張平野域

尾張平野は、濃尾平野のうちの木曽川左岸(東岸)領域に位置します。濃尾平野は、木曽川を主に長良川、揖斐川とその水系の運搬土砂によって形成された1,300㎢の面積を有する広大な平野域です。

尾張平野の東縁は、小牧台地や熱田台地で限られ、その東側には尾張丘陵地帯が広がっています。この平野域は、犬山市を扇項とする扇状地(一宮,岩倉北端あたりまでの半径約12㎞の扇面を描く)に始まって、一宮市、北名古屋市、稲沢市、津島市あたりの自然堤防~氾濫原地域、そして、蟹江町、弥富市、飛島村あたりの三角州(デルタ)と名古屋港沿岸の埋立地、干拓地地域からなっています。
別図についてはこちらのサイトをご覧ください。http://www.riverland.jp/aichi_ziban.html
14年11月11日 08時34分20秒
Posted by: riverland
平成26年11月1日、リバーランド建築設計室のホームページをリニューアルしました。
ウッディライフをデザインする仲間たちのリンク先です。

NPO法人 住まいのホームドクター設計者の会 http://www.sumaidoctor.or.jp/
木想研 http://mokusouken.jp/
れんこん村のわくわくネットワーク http://blog.goo.ne.jp/wakuwaku_1954
㈲ミニバラ研究所 http://www.kittonton.com/
FPオフィス トパーズ http://www.fp-office-topaz.jp
ソラノネ http://soranone.jp/
HO'OPONOPONO-Asia http://hooponopono-asia.org/
ナゴヤジン.com http://www.nagoya-jin.com
14年11月08日 14時12分42秒
Posted by: riverland

防災・減災建築モデル(津島モデル)を募集しています。

 「津島」は、中世・近世には伊勢と尾張をつなぐ港町として、また牛頭天王社(現在の津島神社)の門前町として、多くの人々が行き交う町でした。特に戦国時代には織田家の庇護を受け発展し、信長も見学したと伝わる「尾張津島天王祭の車楽舟行事」を含む「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産の登録に向け提案されたところです。

 
一方で、津島市域の大部分は海抜ゼロメートル地帯に属しており、木曽川などの河川の豊かな恵みを享受すると同時に、幾多の水害も経験してきました。今後も台風や集中豪雨による浸水被害が懸念されます。また、平成26年5月に愛知県が発表した「愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査結果」では、震度6弱の揺れが予測されており、多くの地域で液状化危険度が「極めて高い」とされました。あわせて、地震の揺れにより河川堤防が被害を受け、河川沿いを中心に広い範囲が浸水することも予想されたところです。

 現代の津島市において、耐震性の確保、浸水可能性への対応、液状化被害への対応、被災後の生活への対応など、災害時に生命・財産を守るための住宅での工夫はいろいろ考えられます。これらを盛り込み、周辺環境との調和も考慮したうえで、津島市に住み続けるための現代版災害に強い住宅「津島型住宅モデル」のご提案をお待ちしております。

〇審査員(敬称略順不同)
審査委員長:難波和彦(東京大学 名誉教授 / 放送大学 客員教授)
審査委員 :朝岡市郎((公社)愛知県建築士事務所協会 会長)
生田京子(名城大学理工学部建築学科 准教授)
川崎浩司(名城大学 特任教授)
清水裕之(名古屋大学大学院環境学研究科 教授)
日比一昭(津島市長 一級建築士)

〇表彰
優秀賞 1点以内  50万円
優秀賞 2点以内 各20万円
佳作   7点以内 各 5万円
〇締切
平成27年1月30日(金)午後5時まで
〇提出先
公益社団法人 愛知県建築士事務所協会津島支部コンペ委員会
〇参加資格
不問。共同設計可。
〇提出書類(下記3点を郵送で一括提出)
(1)応募申込書(ホームページからダウンロードしてください)
(2)図面
A1サイズ、片面、縦使い。他の仕様や書類等不可。
(3)設計主旨書
A4縦使い1枚、設計主旨を600字以内にまとめて提出。
〇現地見学会
平成26年11月23日(日)午後2時
〇1次審査会(非公開)
2月中旬 入選者10名を選出
〇2次審査会(公開)
平成27年3月22日(日) 津島市生涯学習センター小ホール
入選者によるプレゼンテーションを実施。
〇申込み・問い合わせ先
(公社)愛知県建築士事務所協会津島支部コンペ委員会
〒496-0046
愛知県津島市柳原町2-40-3 電話090-4257-0011
電子メール   2014compe@compe24ma.x0.com
ホームページ  http://www.compe24ma.x0.com

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