2007年 5月の記事一覧

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07年05月31日 16時56分23秒
Posted by: shimasekkei
コールドリーディング
この言葉,ご存知ですか?普通の会話をしていて相手の事を言い当てる事
ができる話術の方法の事です。そうする事によって話相手が自分の事が
わかる人だと信じ込ませるのです。信じ込ませれば後は簡単でその人に
予知能力や霊感などが有るように錯覚してしまい、その人の言う通りに
物事が運ぶ事になります。この技法は一対一で話していなくても、
相手がある事を信じていればより簡単に話が運びいます。この技法が有る
と言う事を知った時に私の頭をかすめたのは「家相」という言葉でした。
なぜ「家相」と言う言葉が頭をかすめたかと言うと。
家相を信じている人が家相鑑定を受けるとそれは絶対的な物になって
しまい、その事を離れて見る事ができなくなってしまって自分の考えを
捨てて、鑑定通りの家を作ろうとするのを、経験したからだと思います
人は弱いものです。鑑定を受けた間取りが悪いと言われたり、この間取り
だと災いが起きる言われたりすると、不安になります。将来悪くなると
思われる要素を排除したいと思うのは当然です。しかしその将来の不安は
誰に予測ができるのでしょうか?その予測は絶対でしょうか?
幸いに「家相鑑定」の場合、家相上悪いと言われた場合、方位除けの御札
を戴く事ができるので安心できる方法があるので助かりますけれどね。
07年05月25日 12時54分56秒
Posted by: shimasekkei
木造軸組工法の基礎にホールダウン金物が使われるようになったのは
阪神淡路地震の災害以降の事です。それまでは、建物が浮き上がって
土台が基礎からずれる事を想定していなかったからです。震災以降は
基礎の金物も含めて軸組工法に多くの金物が使われるようなり、
地震への対応は大きく変わってきていますが、ただ金物を使えば良い
と言うわけには行きません。金物は土台を留めるため正確な位置に付け
無ければいけませんがその時に金物を鉄筋に溶接して留めている例が
あります。一見よさそうに思いますが、溶接で留めると、鉄筋に焼きが
入って溶接部分の鉄筋の粘りが無くなり大きい力で破断する恐れが
有りますので注意が必要です。

07年05月24日 14時02分15秒
Posted by: shimasekkei
ポケットパーク
下の写真は歩道の脇に設けられた自治会管理のポケットパークです。
街にこのようなちょっとした空間が有ると街に潤いができると
思いませんか?こんな空間が増える事を願います。



07年05月19日 14時20分46秒
Posted by: shimasekkei
知的障害者支援施設を引き渡ししましたが、隣家から目隠しの要求が
出てきました。目隠しの要求はたまに有るのですが、良くある要求は
見られる側が見えないように目隠しをして欲しいと言う物でこちら側
に光が入るように半透明の目隠し板を施して一件落着なのですが、
今回はこちら側の人影が写らないようにして欲しいと言うものです。
要するに知的障害者の人の影を見えないようにして欲しいと言う要求
なのです。施設を管理する方達は回りに理解頂く様日頃から努力されて
いますが、このような要求にも我慢強く話し合いをしています。
要求の元になっているのは知的障害者と精神障害者を一緒に考えていて
何か近隣に危害を加えられるのではないかと思っている事です。
精神障害の方でも暴力性が有る病気と無い病気とが有りますが、
知的障害の方は暴力性については健常者と同程度かそれ以下で有る
と言う事です。或いは健常者の方がもっと凶暴性があるかも知れません
人々の無理解が差別を作っていると言う事は悲しい事です。
07年05月16日 16時19分16秒
Posted by: shimasekkei
現在の家作りで床材を選択するとき、殆どの人がフローリングを希望
します。シックハウスを考える人は無垢の木材を使うよう希望される人
が多いです。以前はカーペットを使う人が殆どだったんですが
シックハウスの話題が出るようになった頃からはカーペットは使う人が
少なくなりました。時代の流れでしょうか、しかしここで気になるのは
シックハウスとハウスダストを混同している人が居ることです。
シックハウス症候群はご存知の通り科学物質過敏症の事です。
ハウスダストは家の中の細かな塵で家ダニの死骸などが体内に入って
健康を害すると言う事です。カーペットは繊維の中に塵が溜まり易い
と言う事で嫌われますが、フローリング材を使うときに注意しなければ
いけないのは、無垢材は材料が伸縮しやすいので、材料をぴったりとつ
けて張る事は出来ません。隙間を空けなくては成らないのです。
その空けた隙間に埃が溜まる事になるので、
注意して掃除する事が大事です。
07年05月14日 14時31分18秒
Posted by: shimasekkei
建築費を考えるとき坪単価はいくら?と聞いて値段が高いか低いかを
判断している事が多く有りませんか?果たしてこの方法は正確なもので
すか?非常に曖昧で漠然としているのに坪単価で判断していることは
危険です。建築構造の違いや同じ構造でも使われている材料の違いで
夫々の金額が違うのは当然なのですがこれを一括りにして金額を決めて
判断する。家を作ることは一生に一度の大事業だと言っているのに判断
する基準は大雑把なのです。一例を上げると、キッチンセットを決める
とします。120万円のキッチンセットを選択した場合40坪の家だと
坪3万円です。30坪の家だと坪4万円になります。坪単価が1万円
変わってきます。このように書くとあたりまえの事として判りますが、
いざ自分の家の事となるとそう単純に考えなくなるようです。
現代の住宅は設備に掛かる金額が多くなってきていますので坪単価で
全体を考えることに無理が出てきています。坪単価を言われた時代は
現代のような設備が無いときなので坪単価で内容のずれが大きくなる
割合は少なかったのですが現代では違います。出来上がりの見た目を
良くする事が設備品などに費用が掛かる事であり坪単価で設備の占める
割合が高くなって来ていますので坪単価で判断するには設備以外の金額
がどのような割合であり使われている材料がどんな物かを知った上で
バランスの取れた判断をする事は大事です。
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