新築住宅を100棟ほど手がけてきましたが、「外部に閉鎖的で内部は開放的」という要望も多いのが実情です。
窓が見当たらないのでさぞかし中は暗いのでは・・・でもご覧のように明るく開放的です。
「中庭」といえば敷地の真ん中に庭を配置し、取り囲むように建物を配置するパターンはよく目にする構成ですが、ここでは建物の外周に4つの庭を分散させ、外壁を塀として延長させて敷地を取り囲むアイデアを考えました。
おかげで外部なのにインテリアとしての連続感が生まれ、外でも雨の入らない空間まで出来ました。
外から覗かれる心配なく、窓を開放できる特別な気分を味わえるそうです。