2010年 5月の記事一覧

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10年05月31日 09時45分47秒
Posted by: tenkoushya
ガラス製の表札。
ガラス工房を持ち、ガラスアートを製作し続けるガラス作家が、作られた表札。
デジカメの性能が悪いので写真では分からないが、二枚の板ガラスでテクを使った
「アートな表札」。

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表札を作る仕事など、普段は頼まれても引き受けない方が、友情で作った一作。
これから作家がバンバン知名度を上げ続けると、この表札の価値もうなぎ登りになる筈。
大量生産の品と違った、一品製作品と言う価値観。
なんか贅沢だ(笑)

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10年05月26日 18時38分45秒
Posted by: tenkoushya
悩み中・・・。
「エコは絶対的にローではないが、大抵の場合、ローはエコに繋がっている」
これ、ある意味真理だと思う。

最近は「エコロジー」が文化的であり、「エコ」だと言うだけで、大抵の場合は免罪符が与えられる。
だがエコは必ずしも、低価格ではない。
それどころかイニシャル・コストだけを見れば、ハイ・コストであるとさえ言える。

例えば何かが壊れたとき、修理して使い続けるよりも、買い直した方が大抵の物は安い。
同じように家を考えるとき、エコロジーの側面から考えていくと、それはロー・コストに繋がらない。
それなら、ローコスト側から考えていけば良いのだが、それだけだとチープに繋がる危険性もある。そこが悩ましい。

と言うことで、悩みは続く・・・。


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10年05月25日 00時00分00秒
Posted by: tenkoushya
いよいよ早川書房の月刊誌『ミステリ・マガジン7月号』が、発刊されます。今月号からこの中に、連載頁をいただいております。

連載タイトルは「建築視線」。
古今東西のミステリを建築的な視線からご紹介すると言った、一風変わったエッセイです。いや、一風どころではなく、かなり変わった視点で書いているかもしれません。
宜しければ書店で手に取っていただき、パラパラしていただければ嬉しいです。



ミステリ好きの方は勿論ですが、今までミステリとは縁の無かった方でも、建築に興味がある方なら、ひょっとするとそこを入り口に、ミステリの深遠にお誘いできるかもしれません。どうぞ、一度お試しください。

ただ、今まで『ミステリ・マガジン』をご購読されていたミステリ・ファンの方には、違和感ありありかもしれません。目次を開いただけでも、一人門外漢な雰囲気をプンプンと醸し出していますから(笑)
たぶん雑誌を手にされるほとんどの方が、知らない名前に戸惑われることと思いますが、これからの連載の中で、お見知りおきいただけるように頑張りたいと思います。


話はポーンと飛びますが、月刊誌と言うのは凄いものですねぇ・・・。
今日、7月号が発刊されたばかりだと言うのに、編集者さんからは既に来月号の原稿の件でご連絡をいただいております。なるほど、このサイクルに慣れていくことも、これからは大切になっていくのでしょう。

ますます、健康は大切だと感じます。
頑張ります、はい。


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10年05月24日 09時42分01秒
Posted by: tenkoushya
に昨年の四月に完成お引渡しをした「デッキ・ハウス」に、一年点検にお伺いしました。
ご家族の皆さんは益々お元気そうで何より。地鎮祭の朝に生まれたお子さんが、元気に家の中を走り回っている姿には、なんだか感動にも似た印象を持ちました。

家には、これという大きな問題箇所はなく、ホッと一安心。
ただ、家のあちこちに、一年という時の流れを感じる箇所がありました。

大きく破れた履き出し窓の網戸。階段から子供が落ちないように設けられたスイング式のゲート。扉にペンで書かれた謎の落書き。床に付いたアイロンの焦げ跡。そのどれもが、お子さんの成長記録であり、元気に過ごしてきた一年間の記録でもあるかのようで、正直、少し微笑ましかったです。
ただアイロンだけは、火事も火傷も心配ですので、ご注意を。という感じですが(笑)

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10年05月17日 17時09分33秒
Posted by: tenkoushya
出掛けたついでに、依頼された住宅の計画地に立ち寄ってみた。
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気温が高かったにもかかわらず、良い風が北から南へと流れていく。
煙草でも吸えれば、ここで一本点けたいところだ。
辺りの様子を確認し、写真を撮る。

あっ!スケール持ってない(×)
もともと現調に来る予定では無かったので、鞄に入っていなかった。
いつもなら車の中に置いてあるスケールも、先週下ろしてしまったので無い。

ふ、明日また来よう。

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10年05月13日 17時51分49秒
Posted by: tenkoushya
某TV局さんから、お問い合わせの電話がありました。
「HPに掲載しているような変わった建物を探していますが、何かありませんか?」と。
非常にアバウトな、お問い合わせ(笑)

たぶん探している方も、何が、どのように変わっているのか?あるいはそれは面白いのかが分からないまま、とにかくネタになりそうな物を探しているのでしょう。

その戸惑いが分かるだけに返事に困ってしまうのですが、私、普段の仕事の中で、笑いや驚きのネタになりそうなほど、変わった建物は設計していません。
たぶん大多数の設計者さんは、そんな建物を日常的に造られてはいないと思います。

そういえば以前、『犯行現場の作り方』の本を出版させていただいた後に、これまたやはり某TV局さんから取材の申し込みをいただいたことがあったのですが、そのときも変なことを聞かれました。

「実際の殺人現場に興味はありますか?惨状を見てみたいと思いますか?死体はどうですか?」と。・・・・・・・・・そんな興味は全くありませんから。

自分の指先をチョッと切って、薄っすら血が滲んだだけでも倒れそうになるんですから、誰が好き好んでリアル・事件現場なんぞ見たいものですか!

だふん私が「リアル犯行現場に興味ある」とか「事件現場に興味ある」と言った方が、メディア的には面白いのでしょうが、そんな恐ろしい嗜好はありません。

変わった建物とか珍しい建物は好きですが、だからと言って自分が設計させていただくときに、特別に変わった家などは考えないものです。と言うか、自分が考えていることが「変なこと」だとは考えてもいない訳です。

電話を切る前に、「玄関の無い家なら造った事がありますけど、変わった家は無いですね・・・」と言ったら、それだけで十分驚かれていました。

あぁ、それで良かったのね・・・。

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10年05月10日 09時59分33秒
Posted by: tenkoushya
賠償保険と一口に言っても、その種類は千差万別。ここで言う賠償保険とは、「建築士賠償責任保険」のこと。日経アーキテクチャーの最新刊に、「賠償保険が危ない」と題した、特集が組まれていました。ここで言う「危ない」とは、いくつかの事象に掛かっている言葉のようです。

・保険金が支払われない問題もある
・保険支払い件数が、ここ近年急激に増加している
・特定の団体に所属しないと加入できない
・設計者が保険に入ることで安心している?(油断している?)
・そんな状況にも拘らず、保険に入っていない設計者も、また多い
・その他

とまあ、そんな感じ。
保険はあくまでも「保険」であり、保険=安全ではないと言うこと。
賠償保険に加入したからと言って、「どんな事故を起こしても平気」と言うことには繋がらない。そんな感じの事柄が、特集として組まれていて、とても興味深い。
個人的には、特定の団体に加入しないと、その保険に加入することも出来ない縛りと言うのは、とっても業界的というか政治的な匂いがして好きじゃないです。

設計者さんも施主さんも、何処かで読まれると参考になると思います。
ちなみに私も建賠保険には入っています。
(と言うことは、特定の団体に加入していると言うことか・・・)


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10年05月07日 18時45分28秒
Posted by: tenkoushya
以前、設計を担当させていただいた「北庭を愛でる家」。

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お子さんも大きくなり、物をしまう場所を場所を確保したいとの事で、階段上部の場所にロフトスペースを設けることになった。 話のきっかけだけは私も参加したが、「設計する」と言うほど大掛かりな工事でもないし、時間と費用も勿体無いので、当時建物を施工していただいた建設会社さんに、お任せすることになった。

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10年05月05日 09時16分52秒
Posted by: tenkoushya
昨夜、近くで火事があったようです。
夕食も済ませ、ベッドに寝転がり本を読んでいました。
暑かったこともあり、少しだけ開けておいた窓から、一瞬、物が焦げるような匂いを嗅いだような気がしたのですが、直ぐに気のせいだろうと本に意識を戻したのです。

それから暫くして目の前の道路を、けたたましいサイレンを響かせた消防自動車が、凄い勢いで通り過ぎて行きました。それも一台や二台ではない感じで。

少し前に家の近所で火事があったこともあり、窓を開けて覗いて見たのですが、それらしい光景は見えませんし、消防車が停まっている様子もありません。
「遠かったのだろう」、そう思ってまた本を読み始めたのですが、今朝、意外と近かったことを近所の方に聞き、驚きました。幸い、大した火事ではなかったようで何よりでした。

昔から怖いものを表すときに「地震・雷・火事・親父」と言われましたが、今も「親父」が含まれているかは怪しいですが、火事や地震が怖いことは今も変わらないと思います。

火の元には用心したいと思います。そしてサイレンを聞いたら、一度は「何処だろう?」と、気にしてみることも大切ですね。
案外、近所での騒ぎでも、気が付かないということもありますから。
ご近所付き合いとは、こう言う時にも大切にな事だと気付かされます。


GWの最終日の「こどもの日」。
「ちまき」は、昨夜食べました。
今日も半日だけ仕事です。


天工舎一級建築事務所
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