J1のサッカーチーム・ヴィッセル神戸は、ホームのサポーター席の床に、振動で発電する発電床を設置するらしい。

雑記帳:応援を電気に変換 スタジアムで「床発電」 神戸

振動で発電するこのシステムは、既に東京駅の改札口などにも設置され、少しずつだが実用化されている。サッカーのサポーターのジャンプでいけるなら、日ハムやロッテもいけるな、うんうん。あと広島のスクワットでもいけるかも?(笑)

この床発電システムの効率が、もっともっと良くなれば、住宅の床では使えないだろうか?家の中を歩き回るだけで、充電されていく。それだけで足りない時は、太陽光も利用する。もしそんなことが可能になれば、原発を含む発電所を減らすことが出来、していは地球温暖化に歯止めを掛ける事が出来ないだろうか。また街並みからは電柱が消え、地下埋設する必要もなくなる。
街並みは整備され、狭い歩道に立つ邪魔な電柱が消えるから、ひょっとすると交通事故だって減るかもしれない。また住宅の外壁から電気メーターと、電気の引込み線も消える。
なんとすっきりした建物になることか。

それから家の中での子供が暴れると、今までなら「コラコラ、走り回らない!静かにしなさい!」と怒鳴っていたお母さんが、「あら~、発電してくれてありがとう。もっとドンドン走ってね」と、優しくなるに違いない。なんと!床発電システムは、親子関係まで和やかにしてくれる、優れものなのかも知れない。

究極は床発電システムを飛躍的に小型化し、靴の中敷きとして作ってほしい。
つまり家の外で歩いたり、走ったりすると、携帯電話ほどに小型化された蓄電池に充電されるというシステムを作るのだ。そこで貯められた電気を、携帯電話やノートPCの電源に使う。持ち帰った蓄電池は、家に設置されている大型蓄電池に接続し、そちらへ電気を移せば無駄にならない。

いけるな、これ。
セロエネルギーの家、早く出来ないかなぁ~。


天工舎一級建築事務所