昨夜の「タモリ倶楽部」は、足場建設にスポットを当てていた。
最近の工事現場で見られる足場は、そのほとんどが枠組み足場と呼ばれるタイプの物で、実際にその組み立て現場の様子を見学しながらのフリートーク。
「なんで足場建設にスポットを当てているのか?」は謎なのだが、この番組はいつもそんな感じなので、そこはスルー。

足場を製造・レンタルしている会社の人が説明をしていたが、その方のしどろもどろっぷりが妙に面白かった。「たぶん」とか「きっと」的なニュアンスで説明するのは危険ですから止めましょう。なんせ、安全が売りの足場なのですから(笑)

私が高校生の頃、外壁の吹き付け塗装の会社でバイトをしていたことがある。休みの度にバイトしていたので、足掛け4年ぐらいは働いていたと思うのだが、その頃の建設現場の足場は、まだ丸太と番線で組まれていた。手で揺するとグラグラと揺れ、上るにも階段などは無かった。縦に一本立てられた柱に、番線(太い針金)で縛られた横の丸太が一本。

直径およそ10cmほどの上を、材料や道具を持って歩いていた。私が経験した一番高い足場は、たしか地上5階程度だったと思うが、それでも地上15m近くはゆうにあった筈。その上をバイトの私は安全帯(今で言えば命綱のこと)も無しに歩かされていたのだから、当時は労働基準法が無かったに違いない(笑)

今は安全確保が第一。
事故の無い作業環境が大切なのです。足場も安全を最優先で作られていることを、あらためて知ることが出来た良い番組でした。
それにしてもなぎらさん、ああいう作業着を着せると、本当に似合うなぁ~(笑)


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