賠償保険と一口に言っても、その種類は千差万別。ここで言う賠償保険とは、「建築士賠償責任保険」のこと。日経アーキテクチャーの最新刊に、「賠償保険が危ない」と題した、特集が組まれていました。ここで言う「危ない」とは、いくつかの事象に掛かっている言葉のようです。

・保険金が支払われない問題もある
・保険支払い件数が、ここ近年急激に増加している
・特定の団体に所属しないと加入できない
・設計者が保険に入ることで安心している?(油断している?)
・そんな状況にも拘らず、保険に入っていない設計者も、また多い
・その他

とまあ、そんな感じ。
保険はあくまでも「保険」であり、保険=安全ではないと言うこと。
賠償保険に加入したからと言って、「どんな事故を起こしても平気」と言うことには繋がらない。そんな感じの事柄が、特集として組まれていて、とても興味深い。
個人的には、特定の団体に加入しないと、その保険に加入することも出来ない縛りと言うのは、とっても業界的というか政治的な匂いがして好きじゃないです。

設計者さんも施主さんも、何処かで読まれると参考になると思います。
ちなみに私も建賠保険には入っています。
(と言うことは、特定の団体に加入していると言うことか・・・)


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