以前、設計させていただいたお家に、「お雛様を飾る部屋」と言う部屋を設けた家がありました。もちろん普段は、リビングの隣に設けられた和室として使われているのですが、その部屋を作られた目的は、あくまでも「お雛様を飾るための部屋」だったのです。
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残念ながら写真には畳が敷かれていませんが、今は琉球畳が敷かれています。
そしてその上には、立派な雛壇が飾られていると思います。
また部屋に設けられた収納スペースは、お雛様が仕舞っておけるジャストサイズで作られています。

この部屋は確かに、お雛様のために作られた部屋であることは確かなのですが、それ以上に、子を思う親の気持ちが詰まっている部屋なのだと思います。この季節が来ると、思い出す家です。

HPにも竣工当時の写真が載っていますので、宜しければ覗いて見て下さい。
天工舎一級建築事務所