住宅を計画している土地の地質調査でしたが、調査することが出来ませんでした(×)
作業の邪魔をしたのは、「草」。
この時期、適当に雨が降り、良い感じで日がさせば、そりゃあ~草も伸びるってもんで・・・。
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ちょっと油断していたら、いつの間にか背丈を越すほどの成長ぶり。
何処が敷地なのか分からないほどで、あえなくこの日は作業断念。
仕切り直してまた後日です。
ちなみに住宅を建てる場合の地質調査は、木造住宅の場合だと、「SS」と呼ばれる調査をします。「SS」とは「スゥエーデン式サウンディング調査」の略で、建物大きさにも拠りますが、一般的には建物の四隅と中央部の計五点ほどを掘り、その地盤の調査を行います。所要時間は、2~4時間てところでしょうか。 この調査結果によって、地盤補強の有無などを検討するので、今ではほぼ100%の住宅建設時には行われていますが、所詮は調査者あるいは考察をする方のさじ加減や、調査機械の精度・性能にもよって違ってきますので、ご注意を。

個人的には、調査機材のドリル先端の劣化具合は気にしています。
先端が尖ったドリルのような棒を差し込んでいくので、その先端が尖っていれば地盤の中に、スルスルと入っていきます。逆に、先端が丸まっていれば入りにくくなり、その結果、「土地は固い」と言う結果に繋がる場合があるからです。

古く劣化した機材で計測すると、「地盤が良好」と判断され、ピカピカの新しい機材を使うと「地盤が悪い」と判断されてしまうかもしれません。小さな事ですが、それによって発生する地盤補強費は、けして小さな額ではないですからね。


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