『建築知識2010年12月号』が出ます
投稿日:2013年05月21日火曜日 09時23分05秒
投稿者:天工舎一級建築士事務所 カテゴリー: General
建築の月刊誌『建築知識』の2010年12月号が出ます。
今回の特集は、「今度こそ、苦手な法規が丸わかり!マンガで分かる![建築基準法]再入門」と言うことで、マンガで建築基準法を理解しようと言うものです。
今回、そのマンガの原作を、私が担当させて頂きました。
作画の岩井さんをはじめ、出版社様、編集担当のO様には大変お世話になりました。
また、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
漫画を読むことはあっても自分が作る側になるなんて、思ったこともありませんでした。
ですから作業が、スーパーチンプンカンプでした(笑)
台詞や状況描写を、作画して下さる方に伝えるために、あれこれと書かなければならないのに、その辺も全然出来ていなかったと思います。
もともと企画のオファーをいただいたのは、3月のことでした。
その後、企画内容が紆余曲折して、一時は全編完全小説版で行こうか? などと言う、恐ろしくも無謀な企画に決定しそうな時期もありました。今考えても、本当にそんな危険なことにならなくて良かったと思っています。
その後、マンガで行こうと決定した後も、ロケハンやヒアリング、盛り込まなければならない情報の確認と、短期間の中で遣らなければならないことがたくさんあり、今思い出しても本当に大変でした。
でも、作業はとても面白かったです。またのチャンスがあれば、次も遣ってみたいと思っています。
それにしても、『建築知識」と言えば建築雑誌の中では、お堅い本で有名なところなのに、よくぞまぁ、ここまで思い切ったものだと、他人事のように感心してしまいます。だいたいこの表紙のデザイン、よく編集会議で通りましたね~。この辺りのデザインまでは知らなかったので、出来上がった雑誌を見て、初めて全体像を知りました。そう言う意味では、読者の方と一緒です。
『建築知識』過去40年? の歴史の中で、これほど砕けた感じの表紙は、絶対に無かったと思います。見ている私が、手のひらに変な汗をかいてしまいました。
マンガに登場する住宅の計画作業には、モデルとなった建物があります。それが現在、工事中の「大黒柱のある家」。その他にも、過去に設計させていただいた建物のスタディ模型などが、そのままの形で登場しています。ですから、その家のクライアント様が見ると、「あっ!これうちの家だ!」と分かる筈です。そのお家のクライアントには、雑誌を送っておこうと思っています(笑)
今回の「建築基準法編」に続いて、「構造編」とか「設備編」みたいな企画に繋がるように、どうか大勢の方が、手に取って下さる事を祈っています。きっと、お役に立てると思いますので。どうぞ宜しくお願い致します。
神奈川県小田原市荻窪314正和ビルみなみ302
天工舎一級建築事務所
TEL 0465-35-1464
E-mail toshio0223@k-tantei.com
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今回の特集は、「今度こそ、苦手な法規が丸わかり!マンガで分かる![建築基準法]再入門」と言うことで、マンガで建築基準法を理解しようと言うものです。
今回、そのマンガの原作を、私が担当させて頂きました。
作画の岩井さんをはじめ、出版社様、編集担当のO様には大変お世話になりました。
また、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
漫画を読むことはあっても自分が作る側になるなんて、思ったこともありませんでした。
ですから作業が、スーパーチンプンカンプでした(笑)
台詞や状況描写を、作画して下さる方に伝えるために、あれこれと書かなければならないのに、その辺も全然出来ていなかったと思います。
もともと企画のオファーをいただいたのは、3月のことでした。
その後、企画内容が紆余曲折して、一時は全編完全小説版で行こうか? などと言う、恐ろしくも無謀な企画に決定しそうな時期もありました。今考えても、本当にそんな危険なことにならなくて良かったと思っています。
その後、マンガで行こうと決定した後も、ロケハンやヒアリング、盛り込まなければならない情報の確認と、短期間の中で遣らなければならないことがたくさんあり、今思い出しても本当に大変でした。
でも、作業はとても面白かったです。またのチャンスがあれば、次も遣ってみたいと思っています。
それにしても、『建築知識」と言えば建築雑誌の中では、お堅い本で有名なところなのに、よくぞまぁ、ここまで思い切ったものだと、他人事のように感心してしまいます。だいたいこの表紙のデザイン、よく編集会議で通りましたね~。この辺りのデザインまでは知らなかったので、出来上がった雑誌を見て、初めて全体像を知りました。そう言う意味では、読者の方と一緒です。
『建築知識』過去40年? の歴史の中で、これほど砕けた感じの表紙は、絶対に無かったと思います。見ている私が、手のひらに変な汗をかいてしまいました。
マンガに登場する住宅の計画作業には、モデルとなった建物があります。それが現在、工事中の「大黒柱のある家」。その他にも、過去に設計させていただいた建物のスタディ模型などが、そのままの形で登場しています。ですから、その家のクライアント様が見ると、「あっ!これうちの家だ!」と分かる筈です。そのお家のクライアントには、雑誌を送っておこうと思っています(笑)
今回の「建築基準法編」に続いて、「構造編」とか「設備編」みたいな企画に繋がるように、どうか大勢の方が、手に取って下さる事を祈っています。きっと、お役に立てると思いますので。どうぞ宜しくお願い致します。
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Category: General
Posted by: tenkoushya
ノン wrote:
建築素人ですが、建築知識さんのツイートで知り、pdfで立ち読みして、これはわかりやすく面白い☆と、amazonで今、買いました!
届くのが楽しみです!
建築計画こそ、実務や法的・技術的・・・様々な知識が必要なんですね。
新築時に、いろいろと相談をしましたが、やはり建築のプロの建築士に直接相談をして良かったと思っています。多くの方に、地域の建築設計事務所を活用して欲しいなと思います。
わかりやすい漫画書籍は、一般にも読みやすく、建築士の労働内容の重要性も理解できます。このような書籍が増えると良いですね。
この本をよく読んで、さらなる家の理解や、マイホームブログを書くときの参考にさせてもらいますね。