日本海を望む別荘(1)
福井県坂井市三国町の別荘です。
国定公園の指定地域で高さや外壁や屋根の色彩などの制約はありました。
でも 建築は風景ですから日本海の風景に溶け込むデザインに気を配りました。
海面から10メートルの高さがありますが、日本海の冬はとても厳しくて、荒波がこの家を飲み込むこともあります。
そんな自然条件に耐えられる外壁はやはり無垢の木材です。
また、数年に一度は防腐塗料で外壁のメンテをしています。
浴室からの日本海の眺望です。
大きなバスタブですから、子供なら3人は入れます。
やはり 日本海の夕日は最高に美しいものです。
浴室のステンドグラスも その夕日をイメージしました。
ステンドグラスのデザイン製作は福井市の「シャコンヌ」です。
これは階段ホールのステンドグラスです。
家具のデザインも任されました。
椅子 テーブル チェスト ベッドなど全てです。
製作は越前市のフランツ・ホルツです。
次回はキノコのように風景に溶け込んでいる住宅をご紹介したいと思います。