リフォーム(10) 施主の施工参加・・その3
さて、塗り壁の施工の前準備として、
養生テープ張りという作業があります。
塗り壁の材料を塗る時に、材料が他の部分に付かないように、
予めテープを張り、塗り終わった段階で剥がします。
これを行わないと、色々な所に材料が付着し、
後で大変なことになります。
これはとても大切な作業になります。
この作業、一回目の時もそうでしたが、
私の方で塗り作業の前日に行いました。
この作業も、時間さえあれば、当然施主の方にやって頂きたいのですが、
現在進行形で進んでいる現場で、施主の作業可能な日を考えますと、
仕方のない選択でした。
また、既存のビニールクロスの上に塗れる材料ではありましたが、
その壁紙の状態が良くない所は、
はがしてしまうという処理も必要となります。
このあたりの作業は、材料を購入したメーカーの担当者に
お願いをすることが出来ました。
冒頭の写真は、その作業の様子です。
状態の悪い壁紙をジョイント部分まではがし、
壁紙の裏紙まで、きちんと取る作業をして頂いているところです。
見ていても、なかなか大変な作業だと感じました。
わずか数万円の材料を購入しただけで、
ここまで協力を頂いた事に、感謝しかありません!
施工業者の工程表から、
下塗り2日間、そして一週間後に上塗り2日間の日程を決め、
施主に仕事の休みの段取りをして頂きましたが、
下塗りに入る段階で、工事の進行が工程表と狂いを生じ、
施主にとって頂いた休みの日に下塗りの施工が出来なくなり、
急遽、下塗りは本職の左官屋さんにお願いする形と
せざるを得なくなりました。
施主施工当日の様子は「その4」で。