大阪府堺市のマンションリノベーション。着々と工事が進んでいます。現在フローリング施工中。今回は無垢広幅のフレンチパインです。




壁や天井は既存のコンクリートをそのまま露出で使用します。いわゆる打放しコンクリートではないので職人の落書きがあったり、凹凸があったりしますが、それらを極力そのまま生かす計画です。通常は天井裏に仕込む電気配管や煙感知器は全て露出配線になるため、鋼製電線管で留めつけていきます。なかなか手間のかかる作業です。



換気扇のスパイラルダクト。こちらもそのまま露出で使ってしまいます。全体的にラフなテイストですが、建具や壁の仕舞は綿密に現場と打ち合わせ。ディテールの精度を上げていきます。


山本嘉寛建蓄設計事務所
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