タナカ深建築設計事務所プロフィール

東海・東南海地震の同時発生時の愛知県の予想震度は山間部を除き５強～６強です。　５強では棚の物が落ちたり、家具が倒れることが有り、６強では立っていることができなくて、這わないと動くことができません。　家具は倒れ、大きな地割れが生じ、耐震性の低い木造建物は倒れるものが多くなります。

阪神大震災で亡くなられた方の84％が、建物の倒壊や家具の転倒によるものです。　東海・東南海地震でも、想定されている死者数の内63％が建物の倒壊によると云われています。　　耐震改修・倒壊防止で生き延びましょう！

耐震改修をする前に、まず自分の家の強さを知ることが必要です。
昭和56年5月以前に着工の住宅は各市町村が無料で専門家による「耐震診断」を行い、「評点」で表わしてくれます。
自分の家の被害をどの程度にするかによって改修方法が変わってきます。
建物が倒壊して圧死することを免れたいのか？　被害を小さくして少しの補修で＜震災後もその家に住みたいのか？
改修目標を決めなければなりません。